腰痛、膝の痛みに代表される関節の痛みは完治できます。

そして関節の痛みを根本改善するためには、合計で約206個の骨から構成される約200個の関節の保守点検が必要なのです。

関節をペットボトルに例えると、ふたが動かないか、ボトルが動かないかを検査しなければなりません。

つまり正常な関節に備わった、8方向に1ミリズレて復元する免震構造システムに勝るとも劣らない機能を検査して調整することで初めて関節の痛みを完治させることが可能なのです。

長年の酷使や、骨折や捻挫で関節を覆う膜(靭帯や、筋肉、腱など)がボロボロになっている状態であっても関節が緩いけど痛みがないレベルまで修理することは可能なのです。

そのためには痛みがある関節以外の関節可動域を緩いレベルの関節可動域まで回復する必要があるのです。

重症なむち打ち症の患者さんの調整はまさに可動性が亢進した頚椎下部(大半が頸椎5番と6番の関節です)と同じように他の関節を整える必要があるため、多大な労力が必要です。

アバウトな整体やカイロプラクティックのアジャストメントでは、可動性亢進関節の調整は不可能なのです。

関節ニュートラル整体を極めた専門家の目で見ると、大半があまりにもアバウトな技術であることことがわかります。

精密な関節の調整に加え、関節の拘縮や、可動性亢進関節に対する適切なリハビリテーションが必要です。

さらに関節ニュートラル整体のケアーを受けて症状が改善しないケースは、骨切り術や、人工関節置換術の専門医をご紹介するのが及川治療院のルールです。

関節の痛みで苦しむ患者さんの95パーセントは関節の立て付けを改善することで確実に改善に向かいます。

一方で5パーセントの患者さんは化膿性関節炎や感染性関節炎、リュウマチ性関節などのいわゆる化学療法と併用することが必要不可欠な関節炎です。

さらにガンや心臓病、などの患者さんがいることも忘れてはなりません。

このような理由で最大7回施術して改善が見られないケースは、患者さんの利益を最優先に考え、専門医をご紹介するというルールを決めているのです。

繰り返しになりますが、症状が出ている関節だけではなく、全身の関節のケアが必要なのです。

症状が腰痛やひざの痛みであったとしても、根本原因が股関節の機能障害であるケースも珍しくありません。

股関節の関節可動域は次のような範囲です。

1、屈曲と伸展はそれぞれ120度対15度です。

2、外転と内転はそれぞれ45度対30度。

3,内旋と外旋はそれぞれ45度です。

このように前後屈の動き、左右側屈の動き、左右回旋の動きを数字で考え比較することで関節機能障害の原因が明確になるのです。

ちなみに腰椎の回旋は左右に5度。

側屈は左右に20度。

前後屈はそれぞれ45度なので、股関節と比較するととても狭いのがわかります。

このように股関節の動きを腰椎椎間関節が代償することで腰痛という症状が出ているケースも多いのです。

さらに症状がひざ痛となるケースも多いのです。

このように股関節の可動域や弾力が正常でない状態を代償して、問題がある関節の上や下に症状が出るケースもあるので注意が必要です。

関節ニュートラル整体は全身の関節の保守点検システムです。

このシステムに従い全身の検査と調整をすることで初めて、改善率が95パーセントを維持しているのです。

関節可動域のテストは重要ですがさらに関節の弾力のテストも必要不可欠なのです。

それぞれの関節可動域を超えた動きが関節のたわみそして関節の遊びです。

この動きはいわゆる関節の弾力の検査をすることで初めてわかるのです。

何が言いたいかというと、レントゲン検査やMRI検査で静止した画像を見ても関節に弾力があるか否かは全くわからないという事です。

それに対し関節の変形や奇形などは明確にわかります。

具体的には腰椎の数は80パーセントが5個。

15パーセントが6個。

5パーセントが4個です。

統計上では一つ数が多い方のほうが圧倒的に腰痛になりやすいのです。

支える硬さと動くしなやかさという相矛盾した要素がバランスが取れて初めて健康な状態が維持されるというわけです。

このように健康な状態を保つためには全身の関節可動域はもちろん、関節の弾力(たわみと遊び)が正常であるか否かを検査する必要があるのです。

こう考えるといたずらに症状を追いかけるのでななく、全身の関節が正常に機能しているか否かの保守点検が必要であることがお分かりになるでしょう。

患者さんの利益を第一に考え、どんなに非効率だとしても、一切の妥協を許さず全身の関節の保守点検をすることが大切だと思います。

皆様はいかがお思いでしょうか?