仙腸関節炎と腰仙関節炎を区別することで腰痛は改善できます!
仙腸関節炎と腰仙関節炎の比率はおよそ半々です。
したがって腰痛の90パーセントが仙腸関節炎であると主張しているセラピストの施術を受けた患者さんの半数は腰痛の改善に至らないのが現実です。
私が考案した関節ニュートラル整体は全身の関節の保守点検が確立されており、慢性腰痛の有効率は95パーセントです。
有効でない5パーセントの方は手技療法とリハビリテーションの進化発展形である関節ニュートラル整体を駆使しても改善不可能な関節炎です。
したがって3回施術しても改善が見られないケースは、しかるべき専門医に紹介状を書くのが関節ニュートラル整体・及川治療院のルールです
全身には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。
正常な状態の関節には、それぞれの関節に8方向に1ミリズレて復元する免震構造システムに勝るとも劣らない機能があることがほとんど知られていません。
腰痛、背中の痛み、首の痛みに代表される背中の背面の痛みをバックペインといいます。
手足の関節の痛み(肩、ひじ、手、股、膝、足の関節の痛み)を総称してジョイントペインといいます。
大別すると2種類となる関節の痛みを総称してジョイントペイン(関節の痛み)と呼んでいるのです。
ご存じのように近代医学が日本に伝わったのは明治時代です。
カイロプラクティックが日本に紹介されたのは大正時代です。
私が考案した関節ニュートラル整体のベースは次の3種類から構成されています。
1,カイロプラクティックの最も優れたテクニックであるモーションパルペーション&マニュピュレーション(動的触診法と手技療法)
2、理学療法の集大成であるPNF(固有受容性神経筋促通手技)
3、体のゆがみを整えることを目的とした筋力トレーニングとストレッチ
この3種類のテクニックの応用発展形が「関節ニュートラル整体」なのです。
簡単に言うと米国から伝わった技術を超高齢者から幼児まで安全確実に適応できるようにアップデートした技術なのです。
関節ニュートラル整体は軟部組織と関節を調整する技術の完成形といえるでしょう。
運動には他動運動と自動運動がありますが、収縮性組織と非収縮性組織の保守点検システムの完成形は「関節ニュートラル整体」のほかに類例を見ません。
残念ながら一度変形した骨で構成される関節の変形は人工関節置換術以外での改善は不可能です。
一方で変形は改善しなくても関関節の弾力を改善することで関節の痛みは改善できるのです。
具体的に言うと例えば足の長さをそろえるという手技があります。
右利きは世界の95パーセントです。
したがって投げる動作や打つ動作で体重移動をする足は左です。
ジャンプするときの踏切り足も当然左です。
大多数の人間は左の母指球に体重移動ができますが、右にはよほど訓練しないとできないのです。
つまり右下肢は足の外側に体重が乗るのでほんの少しですがが身股になるのです。
それに対し左下肢はまっすぐです。
したがってもともと1センチ程度左下肢が長いものなのです。
医学的にはその差が1・25センチ以内であれば正正常とされているのです。
余談ですが大リーガーで活躍した選手で有名なイチロー選手、松井選手、大谷選手は右投げ左打ちです。
もしイチロー選手が右打ちであったら、安打の世界記録は誕生していなかったことでしょう。
我々凡人は右投げ右打ちの方が大半なのです。
したがって骨格のゆがみもまるで左下肢に過剰に体重をかけているかのように歪んでいるのです。
繰り返しになりますが、一度変形してしまった骨から構成される変形した関節を改善することはできません。
一方で関節の弾力は改善することができるのです。
関節ニュートラル整体は全身の関節の保守点検システムです。
国際統計によると、関節の変形は45歳未満ではわずか2パーセント。
それが45歳以上になると何と15倍の30パーセント。
60代では63パーセント。
80代では83パセントになるのです。
言い換えると高齢になるにしたがって関節の意変形は進むと考えて、未然に予防することが必要不可欠であることがわかります。
歯医者さんは定期的な歯科検診を推奨しています。
私は関節の痛みの重傷化を防ぐために、関節被膜(皮膚及び皮下組織、筋膜、筋肉、神経、血管、靭帯、、軟骨、椎間板など)の保守点検をお勧めしています。
茨城県で開業して42年目。
したがって他の代替医療を標榜するセラピストと比較しても、経験値と知識量が格段に高いのです。
あなたの腰痛が仙腸関節炎または腰仙関節炎かは全身の関節の保守点検を行うことで明確に確認しまた改善することができます。
現代医学は高度に細分化されそれぞれの関節分野の専門医がいます。
どの先生が適切かは、一般の方の情報量では到底到達することはできません。
その分野の専門医が進める専門医を紹介していただく以外に方法はないのです。
私は全身の関節の立て付けを改善する専門家(修理のプロ)です。
このような理由で自分が患者さんを修理できないと確認した時は、手術の専門医にご紹介しているのです。
「俺がなんでも直す」と大言壮語するセラピスト日被かないことが賢明です。
回復不能になる前に、正しい知識を持って予防改善することがゼストな選択であることを再確認していただくと幸いです。。