腰痛の9割は改善可能な関節炎です。

関節の失われた弾力を改善することで腰痛の原因は根本改善することができるのです。

一方で、残念ながら改善できる関節炎と改善できない関節炎があるという事実はあまり知られていません。

その理由はテレビの偏向報道にあるのかもしれません。

現在ではユーチューブなどでの動画でも同様な傾向があります。

改善されたケースについての情報はありますが、それに対し最善を尽くしたにもかかわらず改善できなかったケースの情報はほとんどありません。

したがって腰痛などの症状も軽くとらえてしまうのは致し方ないのかもしれません。

超高齢化社会である現在の日本。

毎年38万人が死亡するがん。

20万人が死亡する心臓病。

12万人が死亡する肺炎。

10万人が死亡する脳血管疾患。

死亡する138万人のうち100万人は80歳以上です。

このような数字を見てみると、このような病気は改善できる人数よりも残念ながら改善できない人数が圧倒的に少ないと考えられます。

薬や手術の飛躍的な進歩のおかげで、従来であれば確実に助からなかったケースでも助かるようになったのです。

その中で死亡原因の第一位のがんでも、転移して死亡する人数の10倍が転移しないケースがあることがわかっています。

手術で助かるケースは初めから転移しない性質のがんであることが判明したので、医療先進国である欧米では乳がんから始まった全摘手術は今では過去のものとなったのです。

西洋医学の先進国ではがんの摘出手術は全体の0.9パーセント。

それに対し日本では60パーセントが摘出手術を行っているのが実情です。

残念ながら日本の医学界の指導者の考えはまるで明治時代のようなのです。

米国に短期留学し現状を学んだ医者が指導者にならない限りこれからしばらくは、この状態が継続することでしょう。

私はこの現状を嘆いて1997年ごろから、最新のデーターに基づいて言論活動をしておひとりで戦ってきた、元慶応大学放放射線科講師の近藤誠先生の本をほとんどすべて読みました。

先生は残念ながら昨年心筋梗塞でお亡くなりになりましたが、その功績とご意思は必ず報われると思います。

閑話休題

Jリーグができてから30年が経過しました。

創立当時の指導者がヨーロッパの指導者を招聘し、積極的に改革したからこそわずか30年で世界に通用するまでのレベルに到達したのです。

腰痛に代表される関節炎は全体の90パーセントが関節の弾力を検査して適切な調整をすることで改善するケースです。

90パーセントの腰痛が改善する理由をわかりやすく解説してみます。

全身には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。

関節の運動は次の3段階です。

1、自動運動

2、たわみ運動

3、遊び運動

この中で1の自動運動は自分の筋肉や神経の力で動く運動の範囲です。

わかりやすく言うと、人差し指と中指で作るVサイン。

2本の指を閉じた状態から開くまでの運動範囲が自動運動です。

この運動範囲から反対の指でさらにひろがる範囲がたわみ運動で、そこからさらに1度動く範囲が遊び運動の範囲です。

遊び運動の範囲はいた気持ちいいのですが、それを超えると人差し指と中指の間の組織が壊れるので自然に運動制限が起きるのです。

関節の運動について、なんとなくイメージできたでしょうか?

今度は腰椎の運動について解説してみます。

脊椎は上から7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎から構成されています。

もちろん頸椎の上に頭蓋骨(後頭骨)、腰椎の下に仙骨があります。

脊柱の骨格模型では頸椎の上部に後頭骨、腰椎の下部に仙腸関節や腰仙関節を伴った骨盤がついています。

この中で腰椎は5個の骨から構成されています。

腰椎の屈曲と伸展はそれぞれ45度。

左右の側屈は20度。

左右の回旋は5度です。

この運動範囲は上記に述べた自分で動く自動運動の範囲です。

簡単にはそれぞれの運動範囲を5で割った数字が、一つ一つの関節の運動範囲という事です。

つまり屈曲は9度、伸展も9度。

側屈は4度、回旋は1度という計算です。

この6方向の運動に加え、圧縮とけん引の運動があるので、関節の遊び運動の範囲は8方向となるのです。

このように腰椎の左右それぞれ5個づつの関節の運動範囲を分解してもかなり複雑であることが想像できると思います。

私が考案した関節ニュートラル整体は全身にある関節の遊び運動の保守点検システムなのです。

腰痛であっても、関節の痛みの原因が腰椎そのものにあるとは限りません。

また腰痛の原因が、胸椎や頸椎にあるケースや、腰椎の下である股関節、膝関節、足関節(アキレス腱や足底筋など)関節や関節被膜(筋肉や腱の拘縮)も珍しくはないのです。

例えば骨折や捻挫の後遺症で、肩関節やひじ関節、手関節の可動範囲が正常でないケースも、本来の上肢帯の運動を脊柱が代償する結果、腰痛になるケースも普通にあるのです。

このように腰痛という症状を根本改善するためには全身の関節の弾力の検査と調整が必要不可欠なのです。

それに加え、食事の面で極端な偏りがある場合は可能な範囲で改善することが大切です。

同じ人間であっても、先祖が農耕民族であり、野菜、海藻、魚からタンパク質を取ってきた日本人と、それ以外の家畜からタンパク質を摂取してきた狩猟民族を先祖としてきた人間とは根本的に体質が違うのです。

したがって明らかに青魚の油(オメガ3)が関節炎の予防効果があったとしても食習慣を変えることは無理かもしれません。

そこは頭で考えて、サプリメントを取ることをお勧めします。

あらゆる栄養補助食品を研究した結果、魚の油とクルクミン(ウコンに含まれています)は明らかに認知症の予防や関節炎(腰痛、背中の痛み、首の痛み、四肢の関節の痛みなど)の重傷化を予防する効果があるのです。

適切な運動、適切な栄養、健全な精神。

1、運動

2、栄養

3、精神

を健康に保つには予防しかないのです。

疲労を予防するためには、鳥の胸肉(イミダゾールジペプチド)を100グラムとることが効果的。

もう一度言います。

腰痛の90パーセントは改善可能な関節炎です。

残りの10パーセントは、感染性関節炎、化膿性関節炎、リュウマチ性関節炎など頭に何々性という言葉がつく関節炎です。

これらの関節炎は化学療法が必要不可欠です。

あくまでも関節の可動域が完全ではないケースが回復可能な関節炎なのですが、ざっくり言うと関節可動域が10パーセントマイナスまでが正常値の限界です。

残念ながらいったん変形した関節や骨は手術以外では形状は改善しません。

賢い選択として、痛みの段階で可動域や痛みの異常を根本改善することが大切です。

予防こそ最善の治療なのです。。