腰痛、ひざ痛に代表される関節の痛みの予防改善に携わって、48年が経過しました。
私はこれまで14冊の本と10本のDVDを出しました。
その内容は一般の人に関節の痛みの6予防改善についての知識をご提供するとともに、腰痛、ひざ痛に代表される関節の痛みを改善できる専門家を目指す育成するというものです。
その内容を簡単に説明すると、超高齢化社会に対応できる運動療法とリハビリテーションという事になります。
運動は次の3段階に分類できます。
1、自動運動
2、たわみ運動
3、遊び運動
この3段階の中で最も関節の痛みの改善に必要不可欠なのは、3の遊び運動です。
全身には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。
正常であればそれぞれの関節に8方向に1ミリズレて復元する免震構造システムに勝るとも劣らない機能があることは周知されていません。
私が会長を務める関節ニュートラル整体普及協会認定セミナーでの講演活動と顧問及び講師を務める東京療術学院の授業を通じて、実技中心の啓蒙活動を継続しています。
30年の教育活動を通じて明確にわかったことは、技術を習得することの難しさだけではなく、高いレベルを維持することの難しさです。
そしてもう一つ、関節ニュートラル整体をマスターしたセラピストになることは容易ではなく、医学全体から見れば本当にニッチな職業だという事です。
言い換えると誰でも参加できるが、最高レベルに到達しそれを維持するためには不断の努力が必要不可欠という事になるでしょう。
人間誰でも楽な道を選ぶものです。
そこをあえて困難な道を選択し、高い技術レベルを維持するなんてまさに時代遅れの思考かもしれませんね。
しかしながら30年の歳月をかけて10年以上のキャリアを持つ約30名のセラピストが育っているのです。
その弟子たちはまさに日本の宝というべき存在なのです。
一流の指導者の定義は次の4パターンです。
1、技術が一流でまじめではないタイプ
2、技術が一流でまじめなタイプ
3、技術が下手で不真面目なタイプ
4,技術が下手でまじめなタイプ
2と4のタイプは人を育てることができません。
したがって人も育つし技術も伝承されるのは1、のタイプです。
私はまさにそのタイプです。
だからこそ現在でも約60名の協会員(弟子)が育っているのです。
私の欠点は教えすぎることです。
やはり技術を吸収できる時期が来ないとそれはできない事は十分承知しています。
しかし何とか一日でも早くひとり立ちできるように指導したいと考えてしまうので気を付けています。
関節ニュートラル整体は完全に時代に逆行した治療法です。
なぜなら初診時は1時間かけて全身の関節の弾力の検査をするだけではなく全身の関節のリハビリを行うからです。
そういう意味では揉んだりたたいたりしていたずらに時間を浪費するのではなく、全身の関節の保守点検をするのが患者さんにとってベストな選択といえるのです。
患者さんお一人お一人を自分の家族と考え、あくまでも患者さんの利益を最大化するのが関節ニュートラル整体なのです。
優秀なセラピストであれば、必要とあらばどれだけ時間がかかったとしても妥協することなく関節の痛みの原因を突き止めます。
私自身ライバルは同業他社ではありません。
ともすれば妥協してしまう自分自身の弱い心がライバルといえるでしょう。
自分に勝つ人生を歩んできたことだけが私の業績といえるでしょう。
これからも一切の妥協を排除して究極の治療法の完成を目指す所存です。





