牛久市整体 腰痛

腰痛の9割は、変形性関節炎による間接の弾力異常を改善することで改善します。

腰痛の重症例は、次の2種類に大別されます。

主に前屈すると腰痛や下肢痛が悪化する,腰椎椎間板ヘルニア。

主に後屈すると腰痛や下肢痛が悪化する、腰部脊柱管狭窄症や腰椎分離すべり症などです。

腰痛の中で回復までに1週間を要する,腰椎筋筋膜症(ぎっくり腰)。

回復までに4週間を要する、肉離れ。

12週間を要する,腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離すべり症などがあります。

けがは時間で治ります。

しかしながら、急性期のケアーが適切でないと時間が掛かりすりることもあるのです。

一時的に歩行困難な状態であるのに、車の乗り降りで腰を曲げたり伸ばしたりすることはけがを悪化させてしまいます。

また急性期はRICE 療法(休息、冷却,固定,患部の挙上)が基本であるのに、適切でないケアーによって悪化するのです。

テーピングやコルセットによる固定が必要なのに患部を動かすことで、1週間で治るはずの筋膜炎(ぎっくり腰)が、4週間で治る肉離れや,回復までに12週間を要する腰椎椎間板ヘルニアになることもごくたまにあるので注意が必要です。

自分で動いて痛む腰痛は、筋肉の損傷を疑います。

動いても痛みが悪化しない腰痛は,関節の弾力異常を疑います。

回復までに要する日数は、8割の患者さんに当てはまります 。

高齢者や成人病の患者さんは、2倍を要するのです。

腰痛の予防改善のためには正しい知識を持つことが大切なので書いてみます。

人体には206個の骨から構成される200の関節が存在します。

関節の運動は、3種類の段階があります。

1、自分で動く範囲(自動運動といいます)

2、体重をかけるとさらに動く範囲(たわみ運動)。

3、限界を超えないようにする範囲(遊び運動)

このすべての段階の検査と調整ができる技術が、関節ニュートラル整体です。

腰痛と無縁の方は、200の関節の一つ一つに,8方向に1ミリずれて復元する関節の遊びがあるのです。

この機能は、巨大地震の衝撃を10分の1以下に緩衝する免震構造システムのようなものです。

関節ニュートラル整体の技術は、筋肉と関節の他同運動と自動運動の検査と調整から構成されています。

手技療法とリハビリテーションの応用発展形が関節ニュートラル整体です。

症状が腰痛だとしても、必ず全身の関節検査と調整とリハビリテーションを用いるのです。

例えば、プロゴルファーで左の手首の関節運動のうち回外が悪い方がいたとします。

そうすると、バックスウィングの際に体幹が回りすぎてしまうことで腰痛になるのです。

このようなことがあるので少なくとも初診時は全身の関節検査と調整が必要不可欠なのです。

腰痛患者さんに代表される関節の痛みで苦しむ患者さんに対して心がけていることは次の5点です。

1、的確な検査

2、適切な調整とリハビリテーション

3、予防改善のためのリハビリテーション。

4、腰痛を再発させないための、予防体操(腰痛肩こりケア体操)の指導

5、池上彰氏のような小学生にでもわかる説明。

大切なことは、下肢の痛みやしびれを伴わない腰痛の段階で、関節ニュートラル整体のケアーを受けることなのです。