関節の痛みは初期段階の対応が大切です。
初期段階のベストな対応は、関節の痛みを自覚した際に最適な医師がいる病院を選択することです。
そこで医学的に問題がないことが確認できた患者さんのほとんどは、関節ニュートラル整体で症状が改善します。
その理由は関節の痛みの原因が、関節の変形そのものにあるのではないからです。
全身には約206個の骨が存在します。
正常な関節には、それぞれの関節に8方向に1ミリずれて復元する免震構造システムに勝るとも劣らない機能が備わっています。
この機能(関節の弾力)の保守点検が関節ニュートラル整体のケアシステムなのです。
変形性関節症の初期段階では整形外科を受診する方が大半です。
投薬や注射などの化学療法で改善しないケースは手術になります。
手術も関節の機能を改善することを目的とした手術(具体的には骨切り術など)や人工関節置換術などがあります。
したがって最悪のケースを考えてあらゆる対応ができる先生がいるクリニックを受診するすることがベストなのです。
自覚症状がある関節の痛みのスペシャリストがわからなければ、その部位のベストドクター(米国で認められたドクターの称号です)に見てもらうのもよいでしょう。
最近では関節の痛みの専門家が細分化されています。
1、肩関節の専門医。
2、肘関節の専門医。
3、手関節の専門医。
4、股関節の専門医。
5、ひざ関節の専門医。
6、足関節の専門医。
7、脊椎の専門医。
このように部位別に専門医がわかれていて、それぞれに学会があるのです。
いろいろと問題はありますが、食べログはあるのに医者ログはないのです。
したがってネットで検索をしても、最も宣伝をしている病院を選ぶことになりますが、自分にとって最適な医師に巡り合えることは難しいのです。
最もアナログな方法としては、町の整形外科を受診してその部位の専門医が複数勤務している病院を受診することです。
その中でたいていは部長になっている先生が、お勧めのドクターというわけです。
行き当たりばったりで病院を選択するよりも、少しでもましな診察を受けれるようにするべきなのです。
私の患者さんには、体が硬いと自覚したら関節ニュートラル整体のケアを受けるように指導しています。