牛久市整体 肩の痛み

茨城県牛久市で関節ニュートラル整体を中心に開業して34年になります。

あらゆる関節の痛みに対して研究して完成した究極の技術が関節ニュートラル整体です。

関節ニュートラル整体は、手技療法とリハビリテーションが一体となった技術です。

私がセラピストを目指して修行を開始したのは今から約40年前です。

その当時は整体といえば瞬間的な力を用いるアジャストメントが中心でした。

あくまでも背骨を中心とする骨格のゆがみを整えることで、自然治癒力を促すことが目的でした。

ところが現在では,体をもんだり押したりするような慰安的な技術が多いようです。

関節ニュートラル整体のベースは、カイロプラクティックの中で最もポピュラーな技術の一つである、モーションパルペーション&マニュピュレーションです。

日本語に訳すと、動的な触診法と手技療法といったところです。

もう一つは理学療法の最も優れた技術の一つであるPNFです。

これを訳すと、固有受容性神経筋促通手技となります。

一般の方にとって難しいですね。

簡単に言うと、関節を動きやすい方向に動かして復元力を促し、動きにくい方向に動かしてさらに復元力を高める手技療法が関節ニュートラル整体です。

痛みの原因は骨の変形や、関節のゆがみそのものにあるのではありません。

関節を取り巻く膜の不具合【被膜が固い,あるいは緩い】事に関節の痛みが回復しない原因があるのです。

私はこれまで関節の痛みを研究した内容の14冊の本を出版しました。

その中でいわゆる五十肩について書いた記事の内容をご紹介します。

いわゆる五十肩という痛みは,首が痛い,肩関節が痛い,腕が痛いという症状を現した俗称です。

正式には頚肩腕症候群あるいは,肩関節周囲炎といいます。

肩関節周囲の炎症は肩の痛みだけで収まりません。

筋肉の起止と停止【どこに起きてどこにつくか)の関係で、首の痛み,頭の痛み、背中の痛み,腰の痛みが起きることは珍しいことではありません。

80パーセントの患者さんは回復までに1年を要します。

残りの大半が2年以内に回復します。

言い換えると半年間は症状が悪化して,残りの半年間で次第に回復に向かうのが五十肩なのです。

最短で3か月,最長で2年の期間が必要なのです。

1か月単位で次第に炎症が悪化して行くのです。

何とかして楽にならないかと,整形外科で注射や痛み止めを飲んだりしても4か月は悪化の一途をたどるのです。

回復までに1年を要する平均的な症状では、最初の4か月が急性期。

次の4か月が亜急性期。

最後の4か月が痛みが軽くなる慢性期と定義されています。

したがって私の本ではいわゆる五十肩は、大規模森林火災のように、炎症【延焼】を収束することは不可能なのです。

しかしながら、関節ニュートラル整体の技術を駆使して、他の関節の被膜を調整することで、痛みは軽減するのです。

全身には206個の骨からなる200の関節があります。

痛みのない関節には、8方向に1ミリずれて元に戻る免震構造システムのような機能があるのです。

この機能を最大限に高める技術が、関節ニュートラル整体なのです。

炎症の5大兆候は

1、発熱。

2、発赤。

3、腫脹。

4、疼痛。

5、機能障害(動きずらくなる状態)です。

そのうち、4、の疼痛と5の機能障害が五十肩の症状なのです。

急がば回れという格言があります。

適切な治療を受けることが最善なのです。

ちなみに、いわゆる五十肩の症状は、足の裏に出たり、ひざや股関節の痛みとして出るケースもあるのです。

回復までに1年を要するケースは遺伝的な要素があると考えます。

少なくとも年齢からくるものだけではないことは、80パーセントが1年間、年を取って治るという事実が証明しているのです。