130年前(明治時代)に最初の統計が開始された当時の男性の平均寿命は40歳でした。 現在では考えられませんが、その当時は様々な感染症で若くして死亡することが珍しくなかったのです。

やがて西洋医学の発達とともに、感染症で死亡する患者さんは激減していったのです。 長い年月を経て、その日暮らしの生活から格段に生活が豊かになり、大正時代の終わりには約6000万人に到達しました。

第2次世界大戦の終戦時(1945年)には日本の人口は約7000万人でした。 それからなんと6000万人も人口増加があり現在では約1億3千万人にまでになったのです。

日本は輸出依存大国と誤解されていますが、GDP(国内総生産)の60パーセントは内需消費なのです。

1億3000万の目が高い消費者に認められた日本製品が海外で認められるのもうなずけますね。

団塊の世代が誕生した昭和22年に日本人の男性の平均寿命が初めて50歳に到達しました。 それから1961年(昭和36年)には65歳になり、現在では男性が81歳、女性は87歳になりました。

少子高齢化社会が現在のデフレの原因と誤解されていますが事実ではありません。

デフレの真の原因は、バブル崩壊後の緊縮財政に加え、本来インフレ対策である消費税増税をデフレ時に行っている間違った政策によるものです。

今こそ大規模災害に備えて大規模な国土のメンテナンスをするべきです。

東日本大震災から11年が経過しました。

千年に一度の巨大地震。

前回巨大地震が起きたとされる貞観11年(869年)といえば平安時代です。

東日本大震災のように大規模ではないとしても、首都直下地震や南海トラフ地震は今後30年で70パーセントの確率で起こると予想されているのです。

このような理由で、一刻も早くあらゆるインフラ整備をして内需拡大を促しGDPを2倍にすべきなのです。

閑話休題。

コンクリートの耐用年数は約50年。

1980年に米国では50年経過した橋や道路が崩壊し多数の死者を出しました。

直ちにガソリン税を2倍にして、徹底的なインフラ整備を行いました。

日本は2010年が大多数の橋の建設から50年にあたりました。

もちろん我が国もリニューアル工事を行ってはいますが、その規模はとても小さいものです。

コンクリートの50年は人間の寿命に例えると80歳。

景気対策において最も乗数効果があるのは、建設土木事業です。

介護の有効求人倍率は3倍。

建設土木の有効求人倍率は何と9倍。

災害時に直ちに町にやってくるのは自衛隊ではありません。 その街を作った土建屋さんなのです。

人間の体も再生不能な状態になる前に、いち早くメンテナンスを行うのが何よりも大切であり、結果として費用対効果が高いのです。

手遅れになる前に、巨大地震や巨大台風などに備えて十分なインフラ整備を終えたいものです。

腰痛、肩こり、首の痛み、背中の痛み、手足の関節の痛みを総称して関節の痛みといいます。

全身には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。

変形性関節炎は45歳未満では2パーセント以下です。

ところが45歳以上になると15倍の30パーセントになり、65歳では63パーセント、80歳では87パーセントになることが国際統計ことがで確認されてます。

言い換えると、高齢化によって関節の変形が増えるということになります。

コンクリートの建造物とは違い、人間の骨は2年で入れ替わります。

その優れた機能が失われないように、予防改善する事が何よりも大切なのです。

関節を覆う膜は次の6種類に大別されます。

1、皮膚および皮下組織。

2、筋膜。

3、活動筋と支持筋。

4、神経と血管。

5、軟骨や靭帯。

6、椎間板。

健康維持に欠かせない、関節被膜の保守点検が関節ニュートラル整体なのです。