腰痛、背中の痛み、首の痛みを総称して背中の痛みといいます。

股関節、ひざ関節、足関節、肩関節、肘関節、手関節の痛みを総称して四肢の関節の痛みといいます。

このような痛みが改善する人と、改善しない人がいるのはどうしてでしょうか?

その理由は関節の柔軟性が改善しないからです。

それでは関節の柔軟性について詳しく述べてみます。

背中の関節には骨を覆う膜があります。

それは。

1、皮膚および皮下組織。

2、筋膜。

3、筋肉。

4、神経。

5、血管。

6、軟骨。

7、靭帯。

などです。

この中でも特に問題になるのが、柔軟性の低下を招く筋肉の拘縮です。

その中にあるのが神経や血管なのです。

鶏肉に例えると、若鶏の肉はスジがありません。

それに対し卵を産まなくなった鶏の肉はスジだらけで硬いものです。

人間も同様に25歳ぐらいまではスジがないのです。

椎間板の血管も25歳で減少し、30歳で無血管になるのです。

したがってじっとしていても栄養が入っていたものが、動かないと血行が悪くなるのです。

昔はガンや認知症はいなかったという話を聞きます。

それもそのはず、ほんの少し前まで、世界の平均寿命は30歳だったのです。

したがって、がんや認知症が発症する前に死んでしまったのです。

同様なことは上記の関節の痛みにも言えます。

現在の世界の平均寿命は72歳。

日本人はそれよりも10パーセント以上も長生きしているのは周知の事実です。

江戸時代や、室町時代の平均寿命は30歳でした。

それが、明治、大正、昭和を経て、昭和22年(1947年)に日本人の男性の平均寿命が初めて50歳に到達したのです。

我が国が大東和戦争に負けたのが1945年。

戦後75年でこれだけ休息に平均寿命が延びた国民は他に類を見ないのです。

結論を申し上げます。

何にもしなくても健康でいられた時代は短命だったのです。

現在の超高齢化社会において予防改善することがベストな選択です。

健康寿命を延ばしたければ、生涯仕事を継続することが最善の方法です。

私が考案した腰痛肩こりケア体操は58パターンあります。

わずか10分間でできてとても効果があるのですがなかなか普及しません。

そこでわずか4種類の腰痛肩こりケア体操を考案したのです。

それは両つま先をぴったりと閉じて、げんこつをついて両膝を曲げ伸ばしする運動を15回行って最後に10秒間のストレッチをするだけなのです。

イメージとしては相撲の立ち合いの所作のようなものです。

拳骨を地面につくのはできる限りつま先の近くがベスト。

この状態で十分に両膝が延びる動作ができれば柔軟性は平均以上なのです。

同様な運動を今度は肩幅ぐらいに両足を開いて、つま先は45度以上外旋しましょう。

同様にして15回行って最後に10秒間のストレッチ。

ストレッチだけでは両膝が延びるようにはならないタイプのいわゆる腱が固いタイプの方でも、1か月で効果が自覚出来て3か月で最強の柔軟性が得られます。

次に行うのがアキレス腱の曲げ伸ばし運動。

安全な場所で両手を柱につかまる態勢で行いましょう。母指球を過度にかけて無理なくアキレス腱の曲げ伸ばしを15回行い最後に10秒間のストレッチ。

この運動は迷惑がかからなければエレベーターの角を利用してもできます。

柔軟性が平均以下のな筋肉と骨をつなぐ組織である腱が拘縮しています。

腱の柔軟性を回復するためには筋トレとストレッチの組み合わせが効果的なのです。

最初の運動(相撲の立ち合いでのスクワット)のひざの屈伸の運動範囲は骨盤の上下運動で表すと5センチ以内で十分です。

またカーフレイズ(爪先立ち運動)もかかとを下げる範囲はだんだんと無理なく3段階で増やせばよいのです。

またつま先立ちの範囲は限界の3分の2程度で十分です。

理想的な最大運動範囲は20対50なのですが、緩く行いましょう。

この運動に加え羽化マり立ちのスクワットをテーブルに手をついて1秒で立ち上がり2秒で椅子に座るリズムで50回やりましょう。

最後にヤンキー座りで頭を下げて10秒間ストレッチ。

空腹時に行えばすぐに体脂肪が燃焼します。

これを最初は一日50回に抑えひと月毎日行いましょう。

ふた月目は75回を目指しましょう。

3か月目は125回を目指しましょう。

大切なことは継続することです。

したがって緩く行うのが大切なのです。

回数ができない方はいすに座布団を引いて運動範囲を狭くしましょう。

継続は力なり。

このわずか4種類の腰痛肩こりケア体操であれば継続可能です。

時間がない時でも1分でできる、最初の3パターンだけでもよいのです。

アキレス腱の運動をする場所がないなら、さらに最初の2パターンだけでも良いでしょう。

この運動の優れた点は、つま先をそろえて前屈して指先が床につかない方がすぐに改善できることがわかることです。

即効性がありますが、継続して初めて関節の痛みと無縁な体を獲得できるのです。