全身にある骨の数をご存知でしょうか?

答えは成人で206個(子供は300以上あります)。

そのうちの106個は手首(それぞれ27個で合計54個)と足首(それぞれ26個で合計52個)にあるのです。

それでは残りの100個を考えてみましょう。

頭蓋骨は15種23個(大人は癒合していますので顎と頭蓋骨だけになります)。

残りは77です。

脊椎は24個(頸椎7、胸椎12、腰椎5)。

肋骨は左右にそれぞれ12個ですので合計24個。

その下の骨盤には左右にある寛骨(腸骨、恥骨、座骨の3個)

その間にある仙骨と尾骨(子供は12個ですが大人は一つに癒合しています)

つまり成人の骨盤の骨は8個。

したがって脊柱(背骨と骨盤)は32個(それにろっ骨を足すと56個)。

残りは左右の上肢帯(肩甲骨、鎖骨、上腕骨、橈骨、尺骨)が合計で10個。

下肢帯のうち骨盤を除いた骨は(大腿骨、膝蓋骨、脛骨、腓骨)で合計8個。

18+56=74。

あれ…?

77に3個足りない。

これは仙骨を5個、尾骨を3から5個と数えると6から8増えることになるので約206個としているのです。

また脊椎においても例えば腰椎5番の仙骨化で腰椎が4個の方や、仙骨の1番の腰椎化で腰椎が1個多い6個の人間も実際にいるのです。

そこで約206個としているのです。

この約206個の骨から構成される関節は約200個。

ところで健康であれば、それぞれの関節に8方向に1ミリずれて復元する免震構造システムに勝るとも劣らない素晴らしい機能があることをご存知でしょうか?

これは巨大地震の衝撃を10分の一以下に緩衝する機能のようなものなのです。

関節の運動は3段階。  それは、

1、自動運動(自分で動く範囲)。

2、たわみ運動。

3、遊び運動

以上の3段階です。

このうち体重負荷をかけると自動運動の範囲を超えて動く(たわみと遊び)を関節の弾力(いわゆるばねがある)と呼んでいるのです。」

私が考案した関節ニュートラル整体は、手技療法とリハビリテーションの応用発展形です。

言い換えると全身に存在する約200個の関節の8方向の弾力を検査して調整する他に類を見ないケアシステムなのです。

関節を1ミリ以内の範囲で動きやすい方向にずらして復元する機能を回復し、次に動きにくい方向にずらして復元力を促しているのです。

具体的に言うと、人差し指を引っ張るとほんの少し関節に隙間ができ手元に戻るような運動です。

つまり関節を動かすことによって関節が外れないように制動している膜を整えているというわけです。

骨を整えているのではなく、関節を覆う膜(背骨で言うと、皮膚、筋膜、筋肉、血管、神経、靭帯、椎間板等を関節を覆う膜と呼びます)を整えているのです。

関節の可動域はすべて数字で表すことができます。

具体的に言うと、例えば左の股関節を開くことができない(胡坐をかく動作)とします。

それは屈曲(120度)、外転(45度)、外旋(45度)という風に数字で表すことができます。

つまり股が開かないという国語ではなくて、数字で具体的に表現することが大切なのです。

関節ニュートラル整体・及川治療院では、施術の前と後に必ず関節可動域の検査をします。

腰痛、背中の痛み、首の痛み、仙腸関節の痛みは主に体の背面に出ることから総称して背中の痛みと呼びます。

それに対し、股関節、ひざ関節、足関節、肩関節、ひじ関節、手関節を総称して関節の痛みと呼びます。

痛みを訴える関節がどの部位の関節であろうとも、必ず全身の関節の弾力を検査することが重要です。

そして筋肉や腱の拘縮がひどいケースには、リハビリテーションのテクニックを駆使する必要があるのです。

このように数字(関節可動域)、ファクト(実際にどこの部位に症状があるかまたその原因はどこにあるかという事実)、ロジック(筋道を立てて考え、根本的な原因を突き止め、わかりやすく説明する)に基づいて患者さんの苦しみや不安を解消することに努めています。

肩、ひじ、手首の痛み。

股、ひざ、足首の痛み。

本当にあらゆる関節の痛みを訴える患者さんが来院されます。

その中の95パーセントは関節を覆う膜の不具合(弾力の異常)です。

残りの5パーセントは、何らかのご病気(感染性関節炎、化膿性関節炎、リュウマチ性関節炎、悪性腫瘍、良性腫瘍、先天異常等)が考えられるのです。

開業して37年目を迎える関節ニュートラル整体・及川治療院派まさに時代の最先端を歩んでいます。

人間の寿命