腰痛で苦しむ患者さんの大半は、生活に支障が出るレベルになって初めて整形外科を受診します。

その際に大切なポイントは,脊椎の手術のスペシャリストを選択して受診するということです。

例えばあなたが腰椎椎間板ヘルニアと診断されたと想定します。

椎間板ヘルニアのみを取り除く手術(内視鏡下で行われます)でしたら入院は4、5日です。

椎間板ヘルニアを除去するだけではなく、同時に椎弓を切って脊柱管を広げる手術(開窓術)が必要なケースもあります。

患者さんのダメージが少ない順に大別すると次の3種類に分類されます。

1、椎間板ヘルニアが脊髄の入れている脊柱管を狭くしているだけのケース。

2、椎間板ヘルニアに加え、後縦靭帯が肥厚して脊柱管を狭くしているケース。

3、椎間板ヘルニアに加え、先天異常や加齢が原因で、骨を移植したり、人工物を移植して脊柱管を広げる必要があります。

1、2、のケースは入院は1週間以内です。

3、のケースは骨を切りますので、入院は3週間程度が必要になります。

茨城県牛久市で開業して35年目になりますので、県内であればいずれのケースにも対応できる脊椎のスペシャリストの情報はわかります。

ほんの少し前までは、飲み薬の情報はネット上ではわかりませんでした。

「医者からもらった薬がわかる本」を購入した方も多いことでしょう。

現時点では、手術がうまい先生の情報は、ネット上で探すことは困難です。

医師の世界では、人体を細分化してそれぞれの学会があります。

例えば上肢の関節で言うと、肩学会,ひじ学会,手学会,のホームページがあるのです。

残念ながら整体の世界には、医師会の様な学会はありません。

したがって、情報は本を見てホームページをご覧いただくしかないのが現状です。

私が考案した、関節ニュートラル整体がどのようなものであるかは、本をご覧いただく事がベストです。

ところがご存知のように近年の出版不況で街の本屋さんはなくなりました。

また本を書く機会も本当に大変になりました。

腰痛に対して、私が一貫して本で述べていることを要約すると次のようになります。

腰痛の9割は、腰の関節そのものに原因はないということです。

したがって、症状がある部位だけではなく,頚椎や胸椎,腰椎と骨盤(仙腸関節,腰仙関節,恥骨結合)や上肢や下肢の関節や筋肉を検査して整える必要があるのです。

筋肉の70パーセントは、体を支える下半身にあります。

筋肉をつけるうえで、高重量で低回数の高強度のトレーニングはとても効果があります。

しかしながら、低負荷高回数のトレーニングでも十分に効果はあるのです。

つまりあなた自身がどちらのトレーニングが好きかというだけです。

整体やカイロプラクティックにおいてもアジャストメント(インパルス,リコイル、ボデイードロップに大別されます)も効果があります。

関節ニュートラル整体がの様にゆっくりと確実に骨をずらす方法も効果があります。

問題は、65歳以上の人口が26パーセントであるという時代に適応した技術であるか否かというだけです。

腰痛を訴える患者さんが、股関節やハムストリングスやアキレス腱が固いことが原因であるケースは珍しくありません

症状を追いかけるのではなく、全身を見るのが関節ニュートラル整体の考えです。

言うまでもなく最高の治療は,病気を未然に予防することなのです。