牛久整体 腰の痛み

ほんの少し前まで整形外科を受診する患者さんの80パーセントは腰痛、ひざの痛みを訴えました。

ところが現在では、肩関節、ひじ関節、手関節の痛みの患者さんが増加しています。

ごく最近まで世界の平均寿命は30歳でした。 ところが現在では72歳。

「貧乏人の子だくさん」という言葉があります。

およそ半分の子供が3歳までに死亡していた江戸時代には多くの家庭が4人以上の子供がいたものです。

ちなみに七五三を考案したのは生類憐みの令で知られる、将軍綱吉でした。

先祖を同じ墓に入れるようになったのも同様に綱吉が考案しました。

綱吉に謁見した外国人によると、非常にバランスのとれた考えを持った名君であったというから意外ですね。

約200年前まで世界の85パーセントはその日暮らしの最貧国でした。

平均所得を移動手段で具体的にたとえると、

レベル1、自分の足。

レベル2、自転車。

レベル3、単車。

レベル4、自動車が買える所得があるとなります。

第二次世界大戦の敗戦国であった日本も同様な状態で所得がなんと約6倍になったのです。

それに伴い食糧事情や医療体制も大幅に改善され、幼くして子供が死亡する確率も激減していたのです。

しかしながら現在では、レベル4の平均所得になった日本の世帯当たりの子供の数は、2人になりました。

これは世界的に見ても全く同じ傾向なのです。

よりよい生活レベルを考えて、計画的に子供を作るようになったというわけです。

今の日本では、子供を連れて歩いている親よりも、ペットを連れて歩いている人間が多いのがわかりますね。

政府が今更子供を増やせと奨励しても、「時すでに遅し」といった感が否めません。

それをやるべき時は団塊の世代の子供が結婚適齢期だったのです。

その時はまさに就職氷河期でした。

将来に対する漠然とした不安から、子供を作るどころか結婚を控えてしまったのです。

現在でも生活がしやすい地方では、世帯当たりの子供が多いのです。

最も子供が少ないのは東京などの大都市です。

人口を抑制する必要があった時代には、出稼ぎや集団就職で東京に人が集まった事で子供が制限されることを放置するのは効果があったのかもしれません。

それをいまさら子供を増やせと言っても無理な話なのです。

世界的にみても2100年には子供の数は現在の20億人からほとんど増えないのです。

それに対し確実に増えるのは、75歳以上の老人ではなく15歳から74歳までの成人の人口なのです。

しかしながら短期的にみると、これからの日本は75才以上の人口が確実に増加します。

この傾向は背骨の関節炎だけでなくなった30歳までの時代の対応法では、まったく無理だということがわかります。

現在では正座ができないだけではなく、肩やひじ、手や手指の関節炎で苦しむ患者さんが珍しくない状態になりました。

この傾向は75歳以上の老人の人口が増える今後数十年は継続することがほぼ確実なのです。

及川治療院では、このようなことを20年前から予測して従来のカイロプラクティックとPNFを進化発展した「関節ニュートラル整体}を考案し進化させてきました。

症状がどの関節であっても、必ず全身の関節の弾力の検査と調整そして予防のためのリハビリを指導しているのです。

関節の拘縮の90パーセントは改善可能です。

それに対し関節の硬直は手術以外では改善出来ないのです。

このような理由で、患者さんの立場に立って、適切なアドバイスと安全確実な手技療法とリハビリテーションをご提供することを心がけています。

間違いなく関節の痛みが複雑化、重症化する前に全身のケアーをすることが最善の選択なのです。