茨城県牛久市で開業して34年。腰痛,背中の痛み,首の痛みに代表されるいわゆる背中の痛みの根本改善を目指す,関節ニュートラル整体・及川治療院です。
開業当初の日本は、現在のように65歳以上の患者さんが26パーセントを超える状態ではありませんでした。
そのため四肢の関節の痛み(股関節,ひざ関節,足関節,肩関節,ひじ関節,手関節の痛み)を訴える患者さんは現在ほど多くはありませんでした。
私は、阪神淡路大震災の前年に放火による自宅の全焼火災を経験しました。
関節ニュートラル整体の誕生はこの不幸な出来事がきっかけとなりました。
いろいろと悩み苦しんだ結果、それまで長年築き上げた、カイロプラクティックの技術(モーションパルペーション&マニュピュレーション)を進化発展する必要に迫られたのでした。
「不幸の原因はすべて自分自身にある。変えることができるのは自分と未来だけだ。」と考えることで気持ちが吹っ切れたのでした。
それから猛勉強をして、わずか1年後に関節ニュートラル整体を開発したのでした。
早いものであれから20年以上の年月が経過しました。
患者さんの利益を第一に考え、関節ニュートラル整体の技術は高度に進化発展を継続しています。
最小の力で最大の効果が達成できる技術が関節ニュートラル整体です。
全身には206個の骨から構成される200の関節が存在します。
その一つ一つの関節に、8方向に1ミリずれて復元する免震構造の様な機能がある事実はほとんど知られていません。
筋肉や腱などの収縮する組織と靭帯などの非収縮組織(関節被膜といいます)が絶妙に働いていることで、我々の体はけがや痛みから守られているのです。
残念ながら、機能が正常な状態の半分以下になると、自然な回復は望めません。
人工関節置換術の手術を受けた患者さんを見ることは珍しくないことです。
現在でも人工関節置換術を受けることを避けるために,変形性膝関節症や変形性股関節症の患者さんが多数来院されています。
45歳未満では,わずか2パーセントだった変形性関節症が80歳までには87パーセントになるという現実があるのです。
中でも女性が変形性膝関節症や変形性股関節症になる確率は,男性の3倍を超えているのです。
若いころ夢中で運動をした方が、運動をすべてやめる事は,変形性関節症を引き起こす要因になります。
運動して汗やミネラル(水と塩)を絞り出すことで,充分な水分と塩分(ミネラル)を自然にとることができているのです。
わずか72年前(太平洋戦争)は労働人口の9割は第一次産業(農林水産業)でした。
ところが現在は9割がサービス業です。
日本のキャッチアップモデル(お手本)となったアメリカで起きたことは,いいことでも悪いことでもやがて日本に起こります。
関節ニュートラル整体で全身の関節をオーバーホールしてから体を調整することを目的とした筋トレをすることはすべての日本人に必要なのです。
腰痛やひざ痛と表現される関節の痛みに対しても、予防こそ最高の医療なのです。