茨城県つくば市整体、関節の痛みの改善の改善を専門とする及川治療院です。
茨城県つくば市にお住まいで、右膝の痛みで苦しむ患者さんが来院されました。
及川治療院では、手技療法とリハビリテーションの応用発展形といえる、関節ニュートラル整体を専門に関節の痛みの改善を目指しています。
全身には206個の骨からなる200の関節があります。
痛みがない関節は、それぞれに8方向に1ミリずれて元に元に戻る免震構造のような機能があります。
この機能を関節の遊びといいます。
関節を覆う膜は、大別すると次の6種類があります。
1、皮膚および皮下組織。
2、筋肉。
3、神経。
4、血管。
5、軟骨。
6、靭帯。
この中には、6の靭帯のようにほとんど伸び縮みがない組織と、弾力はあるものの限界を超えると断裂する恐れがある筋肉や血管や神経などの組織があります。
筋肉は触ると弾力があるのですが、ゴムのように長さを変えて伸びることはありません。
言い換えると筋肉の長さは遺伝的に決まっておりその方のベストな状態は個人で違うのです。
一つの目安として、前後開脚が150度。 股割が100度以上できれば十分なのです。
開脚、長座、胡坐などで前屈して胸がつく方は全体の1パーセント。
頭が付けば、柔軟性に限っては上位の20パーセントに入っているのです。
現実的には前屈して両肘が付けば十分なのです。
同様に、正座した状態で腰を落とし仰向けになって背中をつけることができればいいのです。
左ひざの痛みで来院された患者さん(60歳男性)の全身の関節の可動域を検査してみると、動きが悪いのは左の股関節の伸展、外転、内旋でした。
それに対し痛みを訴えた左のひざ関節の動きは正常でした。
毎日実行するべき調整を目的とする腰痛肩こりケア体操を指導しました。
関節ニュートラル整体の調整を受けて左ひざの痛みは、驚くほど軽減しました。
股関節の専門医の診断を受ければ、老人性変形性股関節症と診断されるかもしれません。
しかしながら失われた左股関節の弾力は7回の施術で改善できるのです。
大切な事は、変形が進行しないように毎日腰痛肩こりケア体操を継続することです。
柔軟性が平均以下の患者さんのための、全身の関節の弾力を調整する腰痛肩こりケア体操はユーチューブに投稿していますのでごらんください。
解説は長いのですが、実際の体操は丁寧にやっても15分程度です。
毎日28日継続することで、生涯の習慣になる方がほとんどです。