答えはYESです。
少しややこしいと思われるかもしれませんが医学的には原因が特定できる痛みを急性痛、特定できない痛みを慢性痛と定義しています。
わかりやすく言わせていただきますと消炎鎮痛剤などの薬や注射が効果的な痛みが急性痛、効果がなければ慢性痛と考えていただいていいでしょう。
それでは慢性痛は原因がないの?と思われるでしょうが決してそうではありません。 KNSでは全身にある206個の骨を一定の順序で検査し関節の遊び(弾力)を厳密にチェックします。
そして異常があれば微少運動(1mm以下)させて骨を被う6つの膜(1,靭帯、2,分節軟骨を伴った滑液関節、3,椎間板、4,神経、血管、5,活動筋と支持筋、6,皮膚及び皮下組織)を正常に整える整体を施します。
まず他動運動で関節を被う膜を整えて(柔軟性を回復させます)から自動運動 (PNFを応用発展させたPNF整体を用います)によって支持性を回復させます。
KNSの施術は初診時には1時間はかかります。また筋肉のモビリゼーションを行いますので安全性と 経済性(最も最短で回復します)は抜群なのです。
結論からいうとどの様な重篤に見える症状でも限界まで回復するのでご安心ください。 怪我は時間が経てば治ります。つまり日々薬という訳です。 逆に言うと日数を短縮する事ができないのです。
稲作に例えると春に田植えしたばかりの稲を夏に収穫したいと思っても時期が来なくては無理という訳です。 重症な方でも長くて6ヵ月もあれば症状はほぼ回復するのですが急性期(完治する日数の1/3)に薬や注射を 使用するのは止むを得ないと思います。
また、できれば経験したくないのですがいわゆる五十肩と呼ばれる症状では短くて3ヵ月、長いと2年もの 日数がかかります。 平均すると1年程度もかかり急性期も4ヵ月にもなる方も珍しくありません。
①、1週間で治る怪我
筋肉の膜の損傷(怪我)=寝違い、ぎっくり腰など
②、4週間で治る怪我
(※重症だと3ヵ月かかります) 筋肉の損傷(怪我)=肉離れ
③、12週間で治る怪我
上肢痛や下肢痛を伴っているが麻痺や筋力低下などの重篤な症状は伴わない程度の怪我=腰椎椎間板ヘルニア、脊椎分離すべり症、脊柱管狭窄症
だんだんと症状がひどくなるのがいわゆる五十肩です。 正式な名称は頚・肩・腕症候群と言います。 腕の神経痛や痺れ、肘の親指側の痛み(テニスエルボー)とまったく同じ上腕骨外側上踝の炎症が起きますが回復が あまりにも遅く1年かかることも珍しくないのです。
肩の痛みや可動域の制限(ひどいとつり革がつかめなくなったり、自分のズボンのお尻のポケットに手が入らなくなります。)などがだんだんとひどくなり(4ヵ月が急性期)だんだんと良くなるといった厄介な症状です。
私は開業して28年目、臨床歴は35年目になりますが最近(2008年)80才の男性が五十肩になり1年で治ったというのを治療しました。この病気は退行性変性と言っていわゆる老化現象と考えられていますが歳をとって治るので私は遺伝ではないかと思っています。 この病気は薬や注射(神経ブロック等)があまり効果的ではありません。
この病気と良く似た症状になるのですが全く異なる原因と見られる石灰沈着性肩関節周囲炎という 病気があります。 レントゲンでカルシウムが溜まっていることが確認され、関節内の消炎鎮痛剤の注射がとても効果的です。
五十肩が何ヶ月もかけて運動制限が起きるのに対し、この病気は突然動きが悪くなるので区別できます。 また、この病気は40才未満、時には20才代でも起きますし、股関節などにも同様の症状が起きるので 我慢せずにペインクリニックなど注射のプロの診察、治療を受けるべきだと思います。
90%は骨と骨(=関節)を被う膜の引っかかり(拘縮)が原因ですので、それを完全回復できれば完治します。 これはアメリカでのリサーチの結果ですが、20代の50%、60代の80%がMRIの検査で腰椎に ヘルニアがあることが証明されています。
また、驚くことに腰痛の症状がない方あらゆる年代)1000人の内600人にヘルニアがありました。 この事からヘルニアは腰痛の主な原因ではないと考えられています。
この様に多くの方にヘルニアがあってもほとんどの方の症状は回復しますし、再発も心配ありません。 しかし本当の原因が関節のしなやかさがない事だと言う事がわかって頂ければ、後は施術に お見えになれない時にいかに毎日自己調整を行うかだけなのです。
スジばった筋肉(繊維組織)をしなやかな筋肉(弾性繊維)に変えるのは 腰痛・肩こりケア体操(関節ニュートラル整体自己調整法)なのです。 KNSは整体、リハビリ、筋トレが三位一体となった運動療法です。是非一度御体験してみて下さい。
余談ですが見るからにガッチリとしているマウンテンゴリラの腰椎の骨は4つしかありません。 これに対して人間は5つの腰椎を持っています。 興味深いことに腰椎が4つしかない方(第5腰椎の仙骨化と言います)は、ほとんど腰痛にならないのに対して腰椎が6つある方(第1仙椎の腰椎化)は、腰痛になる方がとても多いのです。
この事から脊椎の関節はあまり動きすぎない方が腰痛や肩こりにならないと考えられます。 例えヘルニアがあっても他の関節が十分に機能していれば腰痛にはなりません。 下肢の関節の柔軟性と支持性を完全にする事と上肢やヘルニアを起こした部位より上の椎間関節に柔軟性と支持性を完全にすることができれば腰痛の原因を根本から取り除くことができるというわけです。
脊柱管狭窄症と診断されましたが、現在両下肢(特に左下肢)に痺れを 伴った痛みがあり悩んでいます。 このような症状にKNSは効果がありますか? まずKNSが有効でないレベルの症状をご説明させていただきます。
①、手足に麻痺がある。(上肢や下肢の筋力低下及び筋肉が細くなっている)
例、上肢では握力が低下する。
②、100m以上歩けない。
③、排尿、排便がコントロールできない。
(尿が漏れるあるいは十分ではない為むくみがある等)
④、耐え難い痛みや痺れが続き日常生活が営めない。
⑤、肛門付近のほてり感。(高度な馬尾神経の障害を考える)
上記の症状が3種類以上ある方は、残念ながら手術以外では回復は望めないので
あくまでも患者さんの利益を最優先に考えて、脊椎の手術の専門医にご紹介するのが及川治療院のルールなのです
脳外科医で脳の手術及び脊椎の手術ができる高度な技術を持った先生は数少ないですが全国にいますので 地元で評判のいい先生を探して1日も早く手術をすることをお勧めします。
何故なら上記の症状は脊髄に少しずつ損傷が起きているレベルだからです。 結論から言うとあなたの症状は例え狭窄症であってもKNSで柔軟性と支持性を限界まで回復させることで 効果はあると思います。
脊柱管狭窄症は椎間板ヘルニアか後縦靭帯や黄色靭帯の骨化や骨そのものの変形や脊椎分離症などが複合的に あると考えられますので、それらの病気にすべて対応できる高度な技術をもったドクターでなければ診断も 手術もできないのです。
私の治療院では毎日のように腰椎や頚椎の椎間板ヘルニアや第5腰椎分離すべり症あるいは後縦靭帯骨化症、 脊柱管狭窄症の患者さんが来院されています。
前述のような高度な技術を持ったドクターの手術でも完治する患者さんは20%程度なのです。 また、70~80%の方は痛みや痺れが残ります。 最悪なケースでは症状が50%程度回復し、十分な効果があっても70~80%の回復というのが現状なのです。
2003年位から手術の技術も飛躍的に革新したのですが脳や脊髄などは再生医療で組織レベルの手術をすることが 一般化しない限り再生しにくい組織のひとつです。
最悪の状態になっていない限り、現代では手術を勧めないのです。 私自身、脊柱管狭窄症の症状で30年以上苦しみましたがKNSのリハビリシステムを実践しているおかげで 手術を免れているのです。
効果はあります。
全身の206個の骨を1mm以下の関節内で微小運動させて本来、元に戻ろうとする力を促す。
緻密な整体ですのでムチウチ症などのいわゆる動きがつき過ぎたタイプ(靭帯や関節包などが伸びてしまったタイプ)でも十分に効果があります。
筋力低下や麻痺、あるいは排尿困難などの決定的な症状がなければ、KNSが有効なケースがほとんどです。
あなたの場合、右SLRテストが50度で前屈が床を触れないレベルだということですのでかなりの重症ですが上記の症状はないので恐らく回復すると思います。
一度来院されて試しに3~7回治療を受けてはいかがでしょうか。
※この男性は3ヵ月30回の治療でFFD(体前屈)は+5cm、SLRテスト90度まで回復し 症状はほぼ95%近く軽減しました。
レントゲンやMRIの検査あるいは(整形外科的検査)で医学的も問題はないと診断されて消炎鎮痛剤)などを飲んでも劇的な効果がないタイプの腰痛の方は本当に多いものです。
慢性的な腰痛で悩んでいる方を詳しくテストして見ると次の2つのタイプの関節炎である事がほとんどです。
幼児期~成長期の間に起きた外傷 (捻挫、打撲、骨折等)によるもので身長が伸びなくなってから発症するタイプ、 40代以後に発症するいわゆる老化(退行性変性と言います)と診断されるタイプの2つのタイプの関節炎です。 関節炎には大きく分けて次の2つのタイプがあります。
可動性亢進タイプ
膝痛を例に取るとこのタイプは正座ができます。
つまり可動域(膝が動く範囲)は十分だが痛いというタイプです。
可動性減少症タイプ
膝痛を例にとると正座ができない、つまり屈曲の可動域が十分でないタイプです。
2つのタイプともに症状がひどくなると最終的には手術になります。
腰の場合でも全く同様に動きがつき過ぎている可動性亢進タイプと動きがない可動性減少タイプの2つの パターンがあり症状が悪化して初めて手術になります。
KNSは柔軟性と支持性の両方を最大限まで回復する事ができます。 人間の運動能力は100m走を例にとっても世界記録の2倍、つまり19秒かければほとんどの方が走れるはずです。
又、マラソンでも世界記録(2時間4分台)の2倍、つまり4時間8分ならば一般の市民ランナーでも実現可能だと思います。
人並みの運動神経や体力があれば2倍の時間をかければ世界チャンピオンにも勝てるというわけです。
また、柔軟性でも超人の半分ならば実現可能です。 具体的に御説明します。 真向法という体操をご存知の方は多いと思います。
1、開脚で180度以上できてお腹がべったり床に着く。
2、あぐらが180度以上できてお腹がべったり床に着く。
3、両足を揃えてお腹がべったり着く。
4、正座して仰向けになっても腰が床に着く。
このような完全な柔軟性を持った方は全人口の2%程度と言われています。 健康な身体を目指すならばその半分、つまり両肘が床に着く程度で十分です。
体操や新体操のように超人的な柔軟性と支持性が必須なスポーツ以外ではその程度の柔軟性があればほぼ問題はありません。
問題は本来、両肘が十分に着く程度の柔軟性がありながらそれができない方々のことです。 柔軟体操をして自分の限界まで柔軟性を取り戻せない方は是非私の本をお読みください。
あるいは当グループに御来院頂ければ3ヵ月以内にご本人の限界まで柔軟性と支持性を 回復させることが可能なのです。
この様に目標を明確に設定し、また期間も最短で3ヵ月長くて6ヵ月かければ必ず柔軟性 (しなやかさ)を限界まで取り戻せるので御安心下さい。
御来院下されば御一人御一人に合った刺激量でしかも最短で柔軟性と筋力を回復させていただきます。
私は自分自身の分身を作りました。 現在の所、私の直弟子は4名ですが他にも優秀な先生が何名かいますので御安心下さい。
私と同じやり方で、又、同じ心構えで一切の手抜きなく魂を込めて施術させて頂きますので御安心下さい。
私は大量生産で弟子を育てていません。 そのため、人数はあまり多くありませんが人材は着実に育っております。
私の所に来て頂くのが無理な方はどうか安心して認定ケアセンターで施術を受けてみて下さい。 どこでも慢性痛は100%回復します。
一度二度で判断せずにどうか先生の指示にしたがって7回は受けてみて下さい。 その上で効果を挙げることができるかを判断し最短で完治をめざしますので御来院ください。
あります。
私のところには手術後のリハビリでできるだけ早く来院される方がとても多いのです。
といいますのもそのような方でもKNSは安心かつ効果的だからなのです。
頚椎の神経ブロックを受けて右腕が90°しか挙がらなくなった31才の男性が青森から来院されました。 注意深く検査し施術を行って1回目にはバンザイができました。
この様にKNSは効果があったのですが右腕の麻痺による拘縮があった為、私が手術を勧めまして茨城県の優秀なドクターを御紹介させて頂きました。
本人も納得して手術直前まで13回施術を受け、脊柱管狭窄症とC4,C5,C6間に2ヶ所ヘルニアによる癒着が認められ、結果的にドクターの判断で骨盤から骨を移植する頚椎椎間板ヘルニアの手術を行いました。
手術は見事成功し20日後には再びKNSの施術とリハビリを施し筋力、可動域ともに3ヵ月で 限界近くまで回復しました。
この様に私自身が手術をお勧めし(何故ならKNSで治らない慢性痛はないという実績があるからです)その後に通院するケースも珍しくないのです
また、リウマチや膠原病のように現代医学で完治させることが今のところ難しい様な病気を持った患者さんでも病院で投薬、注射を受けながらKNSを受けて非常に効果を上げております。
筋肉を動かしている要素は電気、磁気、熱、光、化学、力学の6つであることから必要とあれば 化学療法との併用も有効であると考えています。
あくまでも患者さん本位。これがKNSの理念でもあるのです。
小学校5年生頃からだんだんと肩こりを経験するようになり今では1時間程度のパソコンでさえひどく肩が凝るようになってしまいました。
整体、カイロプラクティック、鍼やヨガ、ストレッチなど色々試して見ましたがどれも効果が全くない訳ではありませんが症状が改善するところまではいきません。
そんな時、及川先生が講談社から出していらっしゃる「縮めて縮めて関節痛をなおす」を本屋さんで購入し肩こりの自己調整パターンを試して実践したところ初めて症状が楽になったのでもしかしたら私を長年苦しめてきたこの肩こりから開放されるのではと思い一度施術を受けて見ようと思いました。
突然のメールで失礼とは思いましたが私のような症状は治るでしょうか? 教えて頂けたら幸いです。
結果としてこの女性は15回の施術を腰痛肩こりケアセンターで受けてほぼ完治しました。
脊柱管狭窄症や頚椎椎間板ヘルニアに見られる脊髄神経根の障害を調べる整形外科的テストでもマイナス (正常)でしたし、御本人は全く内臓の調子は悪くないとの事でしたので全身の206の骨を精密に微少運動する 検査と施術を行った後、本人いわく「こんなに首や肩が楽になったのは本当に小学生以来です。」 という感謝の言葉を頂きました。その後、全身の支持性を回復するリハビリパターンを行って終了しました。
この女性は施術後とても楽になるが1週間どころか2~3日ももたないので3回施術したところでコンドロイチン硫酸ナトリウムを薬またはサプリメントで2.4kg以上摂る事を勧めたところ正常人の反応になり 最初の7回は週2回で症状は50%改善されました。
「半分位だけども苦しさは激減したので本当に助かりました。」という喜びの言葉を頂きました。
7回で半分改善されたので恐らく14~15回でほぼ完治しますよと告げたところ本人は信じられない様子でしたが 実際に長年彼女を苦しめた肩こりは完治したのでした。 現在でも月1~2回はメンテナンスを兼ねて来院されますがKNSの施術を受けてからは 以前の様な頭痛や吐き気を伴うほどの肩こりは一度もないとの事でした。
彼女の症状は肩こりですが典型的な頚椎椎間関節の可動性亢進タイプの外傷性関節炎でした。
つまりじっとしていると固まるのは弾力がつき過ぎた頚椎の4番~6番までの関節をかばう為に筋肉が凝るという 典型的なパターンでした。
このように肩こりだけでなく腰痛なども97%の方は関節炎ですのでKNSの施術を受ければほとんどの方は 完治もしくは大幅に改善しますのでどうかどうか御安心下さい。
彼女のような可動性亢進タイプの患者さんは来院される総数の半分以上います。
念の為申し上げますがグルコサミンとコンドロイチンは関節の動きがつき過ぎたタイプに有効ですが 全身の骨は206個ありますので単にサプリメントや薬を服用しただけでは改善されない方も多いのです。
大切なのは全身の骨格や筋肉・腱の柔軟性だけでなく支持性も改善するという事なのです。
成人した大人には滅多にはありませんが例え転倒しても身体を締めるエクササイズをしていれば捻挫は 滅多に起きることはないのです。
KNSで効果がないケースはほとんどないのでまず施術を受けて見ることをお勧めします。 繰り返しますが慢性痛の原因は何らかの原因で関節や筋肉・腱の弾力性や支持性が正常でなくなるのです。
ですから完全な運動療法であるKNSで治って当然なのです。このような理由からも効果がなければ何らかの 原因があると考え施術を中止して病院で検査する事を勧めているのです。
完治することが可能でありながらKNSを知らないでいる多くの方々にKNSの存在を知って頂きたいものです。