腰痛、背中の痛み、首の痛み、肩こり、手足の関節の痛み(肩関節、ひじ関節、手関節、股関節、膝関節、足関節の痛みを総称して関節の痛みといいます。
関節の痛みの最も多い原因は関節を覆う膜の弾力の異常です。
関節の痛みの最も多い原因である関節被膜の弾力の異常が複雑化するのを未然に防ぐことが何よりも大切ですので、わかりやすく説明してみます
関節を覆う膜について、背中の関節を例に説明します。
背中の関節を覆う膜は次の6種類。
1、皮膚及び皮下組織
2、筋膜
3、筋肉
4、血管と神経
5、椎間板や軟骨
6、靭帯
大別すると上記の6種類です。
関節被膜(関節を覆う膜)を正常に保つ上において自分でできるベストな方法として「腰痛肩こりケア体操」というセルフコンディショニングをユーチューブで公開していますので是非ご覧ください。
運動には次の3段階の範囲があります。
1、自動運動(自分の筋肉や神経で動く運動範囲)
2、たわみ運動(自動運動に負荷をかけるとさらに動く範囲)
3、遊び運動(たわみ運動の範囲からさらに限界まで1ミリ程度動きます)
たわみや遊びの運動範囲を関節の弾力と呼びます。
今日は体にキレがないと表現したりします。
関節の弾力が失われる原因は次のパターンがあります。
1、運動
2、姿勢
4、体重
5、感染
6、仕事
7、休養
上記の7種類の要素が適切でないと関節の弾力が失われることになるのです。
「ゆでガエル」というたとえ話をご存じでしょうか?
カエルを水の状態から次第に温めていくといつの間にか死んでしまうというお話です。
もちろんいきなりお湯粋なカエルを入れると、当然ながら飛び出すので助かります。
ところが長時間かけてだんだんと体脂肪が蓄積されてしまうと、気が付いたときは成人病になって最悪の場合手遅れの状態になってしまになってしまいます。
情報化社会である現代。
最も大切なことは、情報の目利きになることではないでしょうか。
そのために最も効果的なことは、意外と思われるかもしれませんが、本を読むことが最も大切です。
その理由は、人間が白い紙に黒い字で書かれた文章を読むことで集中力が身につくようにできているからです。
そのうえで最も大切なことは、自分が面白いと最初から思える本を読むことです。
私はこれまで14冊の本と、10本のDVDを出してきました。
私が目指してきたのは「自分の頭で考え、自分の言葉を話し、自分の意見を述べることができる真の教養のあるセラピストを育成すること」です。
わずか30名ですが、何とか一流のセラピストを育成できたと自負しています。
腰痛肩こりケア体操を体験したい方は毎月、東京の水道橋にある及川治療院の分院である「東京肩こりケアセンター」にお問い合わせいただければ幸いです。
じっくりと時間をかけたとしても15分程度でできる簡単な「筋トレストレッチ」を効果的に組み合わせた体操ですので非常に効果があります。
柔軟性がなさすぎる方もありすぎる方も全身の関節被膜を自分でリセットできるテクニックをマスターして最高のコンディションを生涯維持できるのでお勧めします、
全身には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。
健康で関節の痛みに無縁の状態であれば、それぞれの関節に8方向に1ミリズレて復元する免震構造システムに勝る機能が備わっています。
この機能が失われ、関節の痛みが起きることを予防することはできますが、残念ながら複雑化すると自分で改善することはほぼ不可能です。
関節の弾力を維持するためには、先に挙げた、1、運動 2、姿勢 3,体重 4、感染 5、仕事 6、休養の6種類の要素を常に正常に保つことが大切です。
人生は次の3段階に分類されます。
1,30歳までの全盛期
2,30歳から60歳までのほんの少しの衰退期
3,60歳から90歳までの衰退期
人間の致死率は100パーセントです。
どんなに気を付けたとしても最後は死亡するのです。
この事実を踏まえて、これからの貴重な人生を過ごすべきではないでしょうか?
平均余命という概念をご存じでしょうか?
それは80歳から自分の年齢を弾いて3分の2をかけたのが、残りの人生であるという考えです。
私は現在65歳。
つまり平均余命は10年という事です。
限りがある人生であるならば、これからの人生を残りの人に良いものを残したいと私は考えます。
医師や医療関係者に最もなりたくない病気を訪ねると、ほぼ全員が「認知症」と答えます。
短期記憶の中枢である「海馬」や永遠の記憶の貯蔵庫である「大脳辺縁系」が委縮したり、脳に毒(アミロイドベーター)がたまるのが認知症です。
残念なが現代医学でも改善することはできません。
しかしながら予防できることは確認されています。
1、カレーを食べる(ウコンに入ってオイルクルクミンを食べる)
2、魚の油(オメガ3)を食べる
3、風邪薬として販売されている薬の錠剤を半分にして飲む(これは最も簡単で効果がありますので、米国の医師が習慣化しています)
難病である認知症も改善はできないものの予防はできるのです。
慢性的な関節の痛み(関節被膜が複雑化した状態)は、我々専門家が持てる技術を駆使して初めて改善することができるのです。
全身の関節の弾力の検査と調整に加え全身の関節のリハビリテーションが私が考案した「関節ニュートラル整体」という技術です。
私は関節被膜の拘縮の最大限の原因を突き止め、それを改善できる健康器具を考案し2022年の12月に特許を取得しました。
3台の試作機を製作しこれから製品化を進めているところですのでもう少しお待ちください。
2本目の特許が取得されるまでもう少しです。
それが達成された時点で製品化できるのが理想です。
前述したように私の平均余命は10年を切りました。
せっかちな性格である私は常に頭の中でこれからの日本国民の関節の痛みのケアーを考えているのです。
江戸時代に浦賀にペリーが来航したのが1953年。
そのことがきっかけで、最も優秀な案を出した御家人で江戸城に入ることすらできなかった勝海舟が初めて江戸城で重鎮を前に意見を言いました。
「軍艦500隻なんて言ったってとんでもない。 それまでには何百年もかかる。 何よりも大切なことはそれを操作できる人材を育成することである」という正論を述べました。
ところがご存じの、わずか100年もたたない第二次世、自国で建造した軍艦が500隻を超えていたのです。
私は歴史を明治時代から勉強しなおしました。
テレビやこれまで西側の学者が書いた幕末氏や明治維新とは違った視点で書かれた本を読みました。
歴史は勝者によって書かれたものです。
したがってよいことだけではなく悪いことも書かれたものは、自国の歴史だけを学んでもわかりません。
ところが米国には70年ルールというのがあって、戦後70年を経過して代1次資料が公開されているのです。
私は還暦を過ぎてから歴史や経済を勉強しなおし普通の大学生に負けない程度の知識を得ることができました。
ITの現代であったからできたのです。
遅ればせながら私自身もユーチューブ動画を駆使して皆様のお役に立ちたいと考えています。
もう一度言います。
関節の変形は改善できませんが、関節の痛み(腰痛、肩こり、首の痛み、背中の痛み、四肢の関節の痛み)は改善できます。
そのためにベストな方法は、健康に役立つ簡単な解剖学や生理学の知識を最新にアップデートし予防のケアーをマスターすることです。
関節の痛みが重症化、複雑化する前に自分で予防改善できる(腰痛肩こりケア体操)をマスターしましょう!
関節の痛みは複雑化する前のケアーが重要なのです。