関節の痛みは放置してはいけません。

その理由をわかりやすく書いてみます。

例えば足首の軽い捻挫であっても、放置してはいけません。

その理由は、捻挫をかばうことで全身の関節のバランスが崩れる可能性があるからです。

その結果が何か月も後に腰痛やひざの痛みとなるケースもありますので注意が必要です。

ゆでガエルのたとえ話をご存じでしょうか?

カエルをお湯に入れると当然ながらすぐに飛び出します。

しかしながら水の状態から徐々に温めると、知らないうちに死んでしまうというたとえ話です。

ゆでガエルのたとえ話のように、関節の痛みがいつの間にか最悪の状態になってしまった患者さんを見ることは珍しくはないのです。

圧痛などで負荷をかけて調べてみると、そのような方は、痛みに対してとても我慢強いように見受けられます。

言い方を変えると、痛みに対してあまりにも鈍感すぎるという事になります。

筋力トレーニングや競技スポーツ、ダンスなどを趣味にしている方の中にもそのような方は重症化しやすいように思います。

痛みのセンサー(感覚受容器)の働きが悪いのかもしれません。

日常に車の運転をしている方はよくわかると思いますが、最近の車はほんの少し前には高級車にしかなかった機能が普通に大衆車に常備されていますね。

様々な半導体が必要な機能が備わってセンサーだらけになっていることに驚くばかりです。

ところで、人体にも大別して3種類のセンサーが備わっているのをご存じでしょうか? それは、

1,皮膚に存在する外受容性感覚器。

2, 関節に存在する固有受容性感覚器。

3, 内臓に存在する内受容性感覚器です。

この感覚器(センサー)に異常が生じると、かばうことによる機能障害が起きてしまうので注意が必要です。

競走馬は2歳ぐらいで競馬にデビューします。 それから6か月で1勝もできなければその時点で競技生活は終了です。

たとえ勝利したとしてもそれから6か月で未勝利の場合は競技生活は終了です。

人間と比較すると何と早く結果を求められているか考えさせられます。

動物の世界は早く成長して一人前にならないと天敵に襲われてしまうのので仕がないのです。

歩いたり走ることができなくなることは、放置してはいけないのです。

もう一度繰り返します。。

関節の痛みは外力によるものと、内力によるものがあります。

具体的には痛みでかばうことによって次第に中から壊れるわれるケースもあるのです。

成長の早い動物と違って,人間は体に異常が現れるのがとても遅いのです。

また痛みに対してあまりにも鈍感だといつの間にか手遅れになるので注意しましょう。

関節ニュートラル整体・及川治療院では全身の関節の弾力を検査して調整するケアシステムを行っています。

痛みがある関節だけではなく、ご自分できづかないうちに失われた関節の弾力を根本改善できるのでご安心ください。