全身の関節の弾力の検査と調整を駆使することで腰痛は完治します!
その理由は腰痛の95パーセントが適切な運動療法を受けることで、充分に改善可能な単純性関節炎であるからです。
リュウマチ性関節炎。
感染性関節炎。
化膿性関節炎。
などといった何々性という言葉がつく関節炎は、重症化する前に専門医による検査と治療が大切です。
現代医学の定義では、原因が特定できる痛みを急性痛と定義しています。
そして急急性痛は投薬が有効です。
一方で投薬が効果がないケースを慢性痛と定義しています。
慢性痛には運動療法が効果があるのです。
私が考案した関節ニュートラル整体は、手技療法とリハビリテーションの進化発展形と定義できる運動療法です。
したがって関節ニュートラル整体で効果がなければ急性痛と考えられますので、その場合は適切と思われる専門医にご紹介するのが及川治療院のルールです。
化学療法で症状が完治するケースとまったく効果がないケースがあります。
反対に運動療法で完治するケースとそうでないケースがあるのです。
非常にまれな症例ですが効果はないとも言えないが完治しないケースもあるので、そこは細心の注意が必要です。
レディーガガが経験したことで世界中に周知された病気で「線維筋痛症」という章例があります。
この病気はリューマチ膠原病科を受診して適切な検査を受けたうえで初めて診断が確定できる非常にまれなケースです。
痛み止めが全く効果がないのですが、うつ病でもないのに「抗うつ剤」が非常に効果があるのです。
一方で適切な検査をしないで抗うつ剤である「サインバルタ」が投薬されているケースも珍しくはないのです。
痛み止めを投与しても効果がないケースに安易に抗うつ座を用いるのには疑問があります。
急性痛に本当に効果がある薬は、やめてみると確実に痛みが悪化するのでわかります。
同様に慢性痛に効果がある運動療法は、やめてみると症状が悪化するのでわかるのです。
全身には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。
したがって症状が腰痛であれば、痛みを自覚する腰椎だけではなく、上部の関節(胸椎と頸椎)そして上肢帯(肩関節、ひじ関節、手関節)と下肢帯(股関節、膝関節、足関節)の可動域の検査に加え、弾力の検査を必要不可欠なのです。
全身の関節の運動の保守点検システムが関節ニュートラル整体なのです。
関節の運動には次の3段階があります。
1、自動運動
2、たわみ運動
3、遊び運動
この3段階の検査をして初めて、関節被膜が緩すぎるか、硬すぎるかがわかるのです。
ペットボトルのキャップが緩みすぎていれば締め、硬すぎれば緩めるといった具合なのです。。