関節の痛みは次の3パターンに大別できます。

1,適切なケアーを受けることで完治できるパターン。

2,症状は改善できるものの完治することはできないパターン。

3、薬や手術で改善できるか、最悪の場合死に至るパターン。

明治時代以降、現代医療(西洋医学)が進化発展したおかげで、3のパターンの患者さんはまず最初に病院に行くようになりました。

国民皆保険になったのは1961年(昭和36年)です。

その時は自己負担率が50パーセントでしたので、今のように気軽に病院に行くことはありませんでした。

俯瞰して考えると、現在の医療システムの状態は、病院で働く人にとっても医療を受ける患者さんにとっても最善とは言えないと思います。

高額医療に対して90パーセントの割引をすることは大切ですが、一方で70歳以上の医療費無料化(現在では2割負担に改善)などは病院の大混雑の原因になりました。

現在のシステムでは大混雑が避けられません。

初診時の平均診察時間が7分では、誤診率が高いのも仕方ないのです。

したがって大切な事は医療システムの改革ではなく改善なのです。

理想的には患者さんの診察時間を欧米並みに大幅に増やすことなのです。

今年の1月に起きた石川県能登の巨大地震。

政府の対応の酷さは目を見張るものです。

残念ながら天災は避けることはできません。

しかしそのあとのことはすべて人災なのです。

避難所の対応にしても何と80年前とまったく変わっていないのが残念です。

政府が補正予算を組まなかったために、予備費で対応し財務省の横やりを許したのが残念なことです。

大切な事なのでもう一度繰り返します。

現状をガラッと変えるのは、国民の混乱を招くだけで何の効果も上げられなのです。

大切なことは問題点を精査し少しづつ改善することなのです。

全身には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。

正常であればそれぞれの関節に8方向に1ミリズレて復元する免震構造システムに勝るとも劣らない機能があるのです。

私が考案した関節ニュートラル整体は全身の関節の保守点検システムです。

この技術を考案したのが1999年です。

その当時から改善を繰り返し現在の高度なレベルになったのです。

不断の努力の結果、関節の痛みの有効率が95パーセントにまで改善されたのです。