腰痛、背中の痛み、首の痛み、肩こり、頭痛、四肢の関節の痛みの9割は改善が可能です。

関節の運動には次の3段階があることはほとんど知られていません。

1、自動運動

2、たわみ運動

3、遊び運動

このうち自動運動は自分の筋肉で動く範囲のことを言います。

具体的にベンチプレスを例に説明してみます。

ベンチ台の上にあおむけに寝て腕を伸ばします。

次にベンチプレスのボトム姿勢をしてみましょう。

この状態でバーベルによる負荷をかけると胸郭は自動運動の範囲を超えてさらに広がります。

パワーリフティングでは高重量を持ち上げることを競うために、ブリッジを組み肩甲骨を寄せていかにして可動範囲を狭めた状態で持ち上げるかが勝敗を極めます。

それぞれのスポーツにはルールがあります。

ルールの範囲内でいかにして結果を出すかを研究することが大切なのですね。

脊椎動物で体をひねる動きができるのは人間だけです。

前後と横に脊椎を動かすのが魚。

背骨を横に動かして泳ぐ蛇。

二足歩行の人間だけがテニスやゴルフや野球などのひねる動きでスポーツを楽しんでいるのです。

このような理由で次の動きの関節の弾力(たわみと遊び)が失われると関節に痛みがおきるのです。

1、左右の回旋

2、左右の側屈

3、前後屈

4、圧縮とけん引

4の圧縮とけん引は十分な睡眠時間をとることで予防改善できます。

ところが1,2,3、の関節の遊びは複合的に起きるために,まるで糸がもつれたようにこんがらがってしまうと自然に回復することができなくなるのです。

1、外傷

2、炎症

3、悪性腫瘍

4、奇形

5、先天異常

などが原因で関節の弾力は失われます。

大切なことは、症状が慢性化(3か月以上経過しても改善しない状態)する前に適切なケアーを受けることです

症状が3か月以上改善しない方は、最悪な事態を考慮してまず最初に関節の手術まで行っている専門医の診察を受けましょう。

そこで所術の必要がないと診断されたケースの90パーセントが、関節ニュートラル整体・及川治療院の守備範囲です。

本日も東京都から2名、福島県から2名の患者さんが来院されました。

4名とも的確な施術を受けて心から納得して、安心して帰りました。

皆さんはどう思われますか?