9割の関節の痛みは8方向に1ミリずらすことで改善します!

私は46年の臨臨床経験の途中で関節ニュートラル整体を考案しました。

関節ニュートラル整体を考案したのは阪神淡路大震災の前年でした。

その年に放火で自宅が全焼するという大惨事を経験しました。

それまでの期間私はカイロプラクティックの最も効果的なモーションパルペーション&マニュピュレーション(動的触診法と手技療法)を極めたと自負して毎日の臨床に励んでいました。

しかしながら本音では、自分自身が改善しない技術を患者さんに持ち折ることの限界を感じていたのです。

人体には訳206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。

正常であればそれぞれの関節に8方向に1ミリズレて復元する免震構造システムに勝るとも劣らない機能が備わっています。

私自身3歳の時にオートバイに惹かれての頭がい骨骨折と16歳の時に柔道の試合で腰椎と頸椎の圧迫骨折と左肩関節の腱板断裂を経験しました。

その後遺症に苦しんだ経験からセラピストを目指したのです。

しかしながらどんなに優れたカイロプラクターのアジャストメントを受けても自分の体は現在の回復しませんでした。

私を大きく動かしたのは、日本が36年ぶりに経験した千人以上の死者が出た巨大地震の前年に自分自身が経験した放火による自宅の全焼火災であったことは間違いありません。

初めは放火した犯人を恨みました。

そんな日々を送っても何にも変わらないと思いなおし、すべての不幸の原因は自分自身にあると考えを変えました。

そこからもう一度基本に返り、解剖学やモーションパルペーション&マニュピュレーションを勉強しなおしました。

それから1年後には関節ニュートラル整体の原型が完成しました。

8方向に1ミリずらすパターンがわかったのです。 この発見は例えると、関節を調整する順番と最適な技術のマニュアルができたという事です。

真っ暗闇の山中で道に迷ったとしても、最新のカーナビがあれば問題なく目的地に津着できますね。

関節ニュートラル整体は関節の調整においてカーナビゲーションシステムを手に入れたようなものなのです。

そこから臨床経験を通じて現在の精密な技術が完成しました。

精密な関節の保守点検システムが関節ニュートラル整体です。

30年という期間をを世紀(ジェネレーション)といいます。

明治時代は45年ですからワンハーフジェネレーション。 大正時代は15年ですからハーフジェネレーション。 昭和は64年ですが初めと終わりが短いので実質的には62年ですから2ジェネレーション。 令和は30年ですからワンジェネレーション。

このように考えるとバブル崩壊からデフレの時代はなんと30年(ワンジェネレーション)も継続中なことに驚きを禁じえません。

他の先進国のようにMMT(現代貨幣理論)を自薦できる英明な指導者が現れて、デフレ脱却が達成されることを願うばかりです。

閑話休題

恐慌。

パンデミック(新型コロナ感染症による)

ウクライナ戦争。

という3種類の要素がそろう現代社会。

歴史的にみるっと技術革新が起きる要素がそろいました。

正しい国家観と貨幣観を備えた政治家の登場が待たれます。

あらゆる悩みの80パーセントは経済的なものです。

現在の株主資本主義の状態を一日でも早く脱却し、国民全体の貧困化を改善するべきなのです。

日常生活を営むことに支障が出るような関節の痛みを予防改善する技術が完成しましたが、何分不況が長引いているのでそれを受けることができません。

しかしながら医療サービスの向上は一朝一夕にできるものではありません。

セラピストの育成にしても本来であれば貨幣を発行できる国の仕事です。

名前だけ国立博物館が党の昔に独立行政法人という民営になっているために、経営が悪化しクラウドファンディング(1億円の目標が3億集まりました)で延命しているニュースをニュースで聞いた方も多いでしょう。

本来は国営でやるべき非営利的な事業をどんどん民営化したために様々なひずみが起きているのです。

財務相(旧大蔵省)が主体になって緊縮財政を進めているのは国民の貧困化を進める効果しかないのです。

新型コロナ感染症によるパンデミックが起きる前に、公立病院や保健所を60パーセントも廃止したことは新聞やテレビでは全く配信されていません。

その理由はそれらのメディアの大本が財務官僚に支配されているからです。

腰痛、首の痛み、背中の痛み、手足の関節(股関節、膝関節、足関節、肩関節、ひじ関節、手関節)の痛みのケアーは重症化を未然に予防することです。

45歳以上になると変形性関節炎はなんと15倍にもなるのです。

残念ながら一度変形した関節は改善することは不可能です。

しかしながら関節の変形を予防することはできるのです。

1,皮膚及び皮下組織

2、筋膜

3、筋肉

4、神経と血管

5、椎間板

6、靭帯や軟骨

といった背中の関節を支持する関節被膜の保守点検をすることで背中の痛みの重症化は予防できます。

大別して6層ある関節被膜は骨を守るためのセンサーのような組織です。

1,適切な運動

2、正しい姿勢

3、適正な体重(体脂肪率)

4、感染症を予防する

5、適切な労働時間

6、疲労する前に適切な休暇をとる

などの事柄を心がけることで関節の痛みの重傷化を予防することができます。

黒澤明監督の名作「赤ひげ」で三船敏郎がつぶやいていたセリフがあります。

「病気に原因は貧困と無知だ」

本来利益が出ない事業だからこそ、医療や教育やインフラ整備などは国営化に戻すべきなのです。

反対にそうでない事業は民営化でいいのです。

皆さんどうお考えになりますか?