長引く関節の痛みとは、発症して3か月以上経過したにもかかわらず改善しない痛みの事です。
腰痛、背中の痛み、首の痛み、肩こり、手足の関節の痛みを総称して関節の痛みと定義します。
このような痛みの中でも、一定期間時間が経過すれば改善する痛みと、そうでない痛みがあります。
1、8割の患者さんが1週間で改善する、いわゆるぎっくり腰や寝違え(筋膜の損傷です)。
2、8割の患者さんが4週間で改善する、座骨神経痛や軽度の肉離れ。
3、8割の患者さんが12週間で改善する、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症など。
私の経験では何らかの基礎疾患がある患者さんは、2倍の期間を要すると考えています。
極論を述べますと、死亡の原因となる病気が回復の妨げとなっているケースも稀ではありません。
年間138万人の方がお亡くなりになる超高齢化社会。
そのうち100万人は80歳以上のご高齢者です。
死亡原因のランクは次のように分類されています。
1,約38万人が悪性腫瘍。
2、約20万人が心臓病。
3、約12万人が肺炎。
4、約10万人が脳血管疾患。
この数字を合計すると、なんと約80万人の方がこれらの成人病が原因でお亡くなりになっているのです。
このような理由で、たとえ症状がどの部位の関節であっても適切なタイミングで適切な治療を受けても改善しないケースであれば、1から4のご病気の可能性を疑いしかるべき専門病院をご紹介させていただくのが、関節ニュートラル整体・及川治療院のルールなのです。
全身には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。
正常な状態であれば、それぞれの関節に8方向に1ミリずれて復元する免震構造システムに勝るとも劣らない機能があります。
この機能の保守点検システムが、関節ニュートラル整体なのです。
言い換えると、骨と骨から構成される関節を覆う膜を整えることで、90パーセントの関節の痛みは確実に改善できるのです。
残りの10パーセントが、手術が回避できない関節の痛みか、あるいは回復が難しいご病気からくる関節の痛みである可能性が高いのです。
関節の痛みを改善するうえで大切な視点は次のようなものです。
1、全体の90パーセントは関節を覆う膜の弾力の異常である。
2、関節覆う膜の損傷は一定時間の経過によってのみ改善する。 したがって適切なタイミングで施術することが大切である。
3,10パーセントの関節の痛みは、化学療法や手術が必要なケースか、残念ながら回復が難しい病気からくるものである。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症等などの重症な関節の痛みは、80パーセントが回復までに3か月、残りの20パーセントが6か月を要します。
したがって3か月経過して施術を受けても症状が改善しないケースは、手術が必要なケースかまたはご病気を疑うのです。
関節ニュートラル整体は、90パーセントの関節の痛みを改善できるたぐいまれな技術です。
反対に改善が疑問視されるケースは、躊躇なく専門病院の受診をお勧めするのが及川治療院のルールなのです。
このように患者さんを自分の家族と考えて誠心誠意のご対応を心がけているのです。