腰痛の90パーセントは改善可能な関節炎(椎間関節炎)です。

残りの10パーセントは、感染性関節炎、化膿性関節炎、リュウマチ性関節炎、悪性腫瘍など原因がある、あるいは原因はあるのに特定ができていない関節炎です。

私がが考案した関節ニュートラル整体は、手技療法とリハビリテーションを組み合わせた高度な技術です。

その上検査と調整が一体となった技術なのです。

腰痛が改善しない理由は、下半身の筋肉の拘縮を改善できない事によるのです。

具体的に説明します。

下肢の筋肉の拘縮(特に太ももの裏が拘縮して、太ももの前の筋力が弱っている状態が多く、次にアキレス腱が固いケースが多いのです)がひどくても腰痛やひざ痛にならない限りほとんど気にしないのです。

全身には約206個の本から構成される約200個の関節があります。

正常な関節には適切な弾力が備わっています。

適切な弾力とは、自動運動、たわみ、遊びがすべて正常であるという状態です。

関節には動きを制限するために必要な膜がある事はご存知でしょうか?

わかりやすく肘を曲げる運動で説明します。

手のひらを上腕に向けて曲げる運動をしてみましょう。

正常であれば宇美崎が上腕二頭筋に触れる程度まで曲がるはずです。

ところが肘の皮膚をつまんでみると肘は曲がらなくなります。

このように曲がる関節には皮膚のたるみがあることがわかりますね。

指にしわがあるのも指を曲げるために必要だからです。

このように人間の関節には動きを制動するために膜がついているのです。

背中でいうと次の6層があります。

1、皮膚および皮下組織。

2、筋膜。

3、筋肉。

4、血管や神経。

5、靭帯。

6、椎間板や軟骨。

などです。

この中で伸び縮みする膜など)(筋肉や筋膜など)と、ほとんど伸びない膜(靭帯など)があることで、動きに適切な制限(動いたり止まったりする動作)がかかっているのです。

また膜の中には、痛みを感じる組織(皮膚、筋膜、骨膜など)と痛みを感じない組織(筋肉、骨があるのです。

どなたでも若いうちは皮膚に張りがあります。

しかしながら年齢を重ねるうちに自然にしわができてたるみができてしまうのです。

そのために皮膚に張りがありすぎて、その結果ぎっくり腰になりやすい方も70歳を超えるとぎっくり腰にならなくなったと言うのです。

また関節が動きすぎるタイプの腰痛の方も可動域が減少することで改善するケースも多いものです。

頚椎の前後の動きで具体的に説明してみます。

15歳の時は首の屈曲が70度、伸展が80度、合計で150度です。

同じ人間が80歳になると合計で80度になるのです。

言い換えると前屈は十分にできたとしても、後屈がほとんどできなくなるのが普通なのです。

同様なことが腰椎にも言えるのです。

腰椎の屈曲と伸展はそれぞれ45度ですが、80歳になるとほとんどの方が伸展ができなくなるのです。

このために伸展(腰を反る動作)ができすぎた結果で起きる腰痛は高齢になると

治まるケースが多いのです。

しかしながら、一体いつになったら腰が過剰にそりすぎるのが改善するかは予想できません。

そんな不確かな効果を期待するよりも、十分に前屈ができるようになって、適切に腰がそる動作を保つ方が確実なのです。

もう一度言います。

腰痛が改善しない理由は、下半身の筋肉の拘縮を改善しないことが原因です。

下半身の筋肉の拘縮は、残念ながら従来の運動療法や、ストレッチ、ヨガ、カイロプラクティック、整体、針灸などの代替療法では改善できません。

リハビリテーションと手技療法、そして体のゆがみを整えることを目的とした筋力トレーニングの応用系である関節ニュートラル整体であれば改善可能なのです。