腰痛、背中の痛み、首の痛みは体幹の背面に出ることからバックペイン(背中の痛み)といいます。

股関節、ひざ関節、足関節、肩関節、肘関節、手関節、の痛みを総称してジョイントペイン(関節の痛み)といいます。

全身には約206個の骨から構成される約200個の関節があります。

正常であればそれぞれの関節に8方向に1ミリずれて復元する免震構造システムのような関節の遊びがあります。

それは巨大地震の衝撃を10分の1以下に緩衝する免震構造システムに勝るとも劣らない優れた機能なのです。

免震構造システムが備わった建物は移動することはありません。

しかしながら人間は移動します。

移動して転倒したり、自動車事故などで衝撃を受けても、重大な損傷に至らないケースはこの関節の遊びがあるおかげなのです。

無意識のうちに我々をケガや痛みから守ってくれている、関節の遊びとはいったいどのようなものなのでしょうか?

具体的にひざ関節の痛みを例にご説明します。

ひざ関節の運動は膝を曲げる運動(屈曲)と、ひざを延ばす運動(伸展)、そしてわずか5度のひねり運動(内旋と外旋)です。

つかまり立ちの状態で膝を曲げてみましょう。

ひざがお尻につく人はいませんね。

両膝に体重を乗せて正座をしてみるとさらにひざが曲がり(関節のたわみ運動)、かかとがお尻につくまでひざが曲がります。

この状態からかかとを1ミリ浮かした運動範囲が関節の遊び運動なのです。

関節の運動範囲は次の3段階です。

1、自動運動。

2、たわみ運動。

3、遊び運動。

1、の自動運動の範囲で痛みがあれば、筋肉の痛み(損傷)です。

自分で動かしてもいたくはないが、痛みがある方は、たわみや遊び(関節が外れないように機能している、靭帯や、軟骨、関節包などの伸び縮みしない組織の不具合なのです。

変形性関節症と診断されたとしても、関節の弾力を正常に回復することで症状が改善される患者さんの割合は90パーセントです。

私の経験では足の爪切りがやりずらい状態が初期、毎日行うズボンをはく、靴下をはくことに支障があれば末期です。

言い換えると日常生活に支障が起きない限り、相当変形が進んだ方であっても人工関節置換術や骨切り術などの手術は回避できるのです。

現在では人工関節の耐用年数が飛躍的に伸びたため60歳以上であれば、2回目の手術をする方は非常にまれになりました。

しかしながら、何よりも大切なことは、関節の可動域のバランスを正常に保つことなのです。

人間の脳は、自分の見たいものを見る傾向があります。

その対策として最悪の事態を想定して、歯や前に予防改善することがベストです。

空腹時に運動するとすぐに体脂肪の燃焼がおきます。

運動は細切れでも効果があります。

合計で一時間体を動かすことで、体脂肪率がアスリートの倍以内(男性は20パーセント、女性で24パーセント未満)であれば合格です。

このような習慣を継続することで炎症体質になることが予防できるのです。

全身の関節の弾力の検査と調整をシステム化したテクニックが関節ニュートラル整体です。

手技療法とリハビリテーションの応用発展形である関節ニュートラル整体を受けることで現在の状態がわかります。

何よりも大切なことは身体の現状を知り分析して最善の対策をシュミレーションすることです。

及川治療院では、そのうえでその方にあった継続可能な予防運動の指導もしているのです。