1月27日の月曜日の7時15分に階段を踏み外してしまい左足関節の捻挫を体験しました。
本日で9日経過しましたが、機能的には70パーセント回復しました。
この体験が関節の痛みで苦しむ患者さんのご参考になるかもしれないと思いますので書いてみます。
私は東日本大震災以来入浴は早朝にすることを習慣にしています。
環境整備の本を読んで毎日風呂掃除をすることをほぼ毎日習慣化しています。
自宅であれば水回り(トイレ,ふろ場など)を掃除することでやがて家全体がきれいになり、無駄が省かれるそうです。
整理とは物を捨てること。
整頓とは、方向をそろえ見える化することです。
これを習慣化することで、仕事上での不要なものが整理整頓され利益が向上するそうです。
毎日のように風呂掃除を習慣化していますが、残念ながら有限会社及川治療院の業績は際立って向上していないようです。
しかしながら家内には大変喜ばれ、休みの時にほとんどヘラブナ釣りに行っても文句は言われません。
もちろん「家のことやった!家のことやった!」というアピールは欠かせません。
話は戻りますが、ねん挫した日は不覚にも寝坊してしまい、早朝の入浴と風呂掃除そしてそのあとの入念な腰痛肩コリケア体操をしていませんでした。
「転ばぬ先の杖」という言葉があります。
仕事の前のウォームアップとクールダウンを欠かすこと事がない私ですが、自分で決めたルーティーンを自ら破ってしま他のがけがの根本的な原因だと分析しています。
けがをしてから入浴し掃除はできませんでしたが、全身の関節の弾力を整えることを目的とした腰痛肩こりケア体操を入念に行いました。
そのあとで30分間のアイシングを一日に数回行いました。
自分自身でテーピングをして足をかばいながら、まさに歯を食いしばって一日の仕事を終えました。
早朝にお電話があった患者さんのうちお一人は、感染性関節炎あるいは可能性関節炎の疑いがあったので、一刻も早く専門医の診察を受けるべきとのアドバイスをしました。
後日紹介者からお電話があり、緊急手術をして一か月半の入院が必要と診断されたそうです。
水戸市の整形外科で診察を受けたとのことですが、有効率がほぼ100パーセントの当院での関節ニュートラル整体で、まったく効果がない(可動域と痛みの変化がない)ので間違いなく病気であると判断できました。
この様なケースはごくまれですが、私は患者さんの利益を第一に考え専門医を紹介することをルールにしています。
当日は雪の予報が出ていたので、患者さんはほとんど来ないだろうとたかをくくっていたのが間違いでした。
当日関節の痛みのスイッチが入った患者さんが多く、電話が多かったのです。
まともに歩行ができないのに翌日も忙しい状態でした。
階段もまともに上がれないだけではなく、平地の歩行もままならない状態でした。
一日2回の腰痛肩こりケア体操と数回のアイシングをしていなければ、おそらく二次災害(ぎっくり腰など)が起きていたことでしょう。
適切なケアーをしたのもむなしく、二日目はパンパンにはれ上がりました。
自分の経験と知識を総動員して考えました。
そこで最適と考えた「つくば市大井のユーカリ医院,柴久喜院長」に行くことを決めました。
30年近く患者さんをご紹介させていただきましたが、自分が行くのは初めてでした。
電話で階段から落ちて私自身が初めて診察に伺う事を受付の方につげました。
院長先生自ら出迎えて下さり「いつも患者さんをご紹介していただきありがとうございます」という感謝のお言葉まで頂き大変恐縮しました。
患者さんから間接的にユーカリ医院の様子はうかがっていましたが、スタッフもとても親切で想像していたものとは全く違いました。
先生の診断は的確で、診察もとても丁寧でした。
心配していた骨折はなかったものの中程度の捻挫のようでした。
「捻挫した関節に注射を希望しますか?」と聞かれましたので、「仕事を休むことができないうえに東京療術学院(新宿)での実技の授業を休むわけにはいかない」とお答えしました。
そこで生まれて初めての足関節の注射を体験しました。
私はとても痛がりなので,叫びたくなりましたが、がまんしました。
残念ながら捻挫の痛みは半減はしませんでしたが、
最悪の自体を回避できましたので、とても気が楽になりました。
消炎鎮痛剤を飲んだり、湿布を張ったり、塗り薬を塗ったりして何とか本日まで無事にすべての仕事を休みなくこなすことができました。
「柴久喜先生ありがとうございました!」
東京療術学院の授業の前に的確な調整とリハビリテーションを私の言いなリ【基指導)の上で実行してくれた湯地先生ありがとう!
あれこそが究極の個人指導なのです!
「たすけてーポパイー!」
改めて手技療法とリハビリテーションの進化発展形である関節ニュートラル整体のケアシステムのすごさを再確認しました。
もちろん、急性痛は専門医との協力が不可欠なことは言うまでもありません。