腰痛、背中の痛み、首の痛み、四肢の関節(股関節、ひざ関節、足関節、肩関節、肘関節、手関節)の痛みの中で3か月経過しても改善しない痛みを慢性痛と言います。

言い換えると医学的に原因が特定できない痛みを慢性痛と言います。

慢性痛は投薬や注射療法が効果がなく、運動療法で改善されるケースが大半です。

それとは反対に急性痛は薬物療法が効果的なのです。

じっとしていても痛む状態は運動療法は無効なのです。

ところが現在では手術後の患者さんであっても、痛み止めを併用しながら、手術後の経過が順調であれば血栓予防のために積極的に歩行をさせているケースが大半です。

あくまでも安静時に痛む状態を消炎鎮痛剤でコントロールできるからこそ、積極的なリハビリテーションができるというわけなのです。

80パーセントが1週間で回復する筋膜の炎症であるいわゆるぎっくり腰であっても、安静にするのは最初の3日にとどめるべきなのです。

あくまでも患部である腰の曲げ伸ばしをコルセットなどで固定して制限して歩行する程度の運動であれば血栓予防のために有効なのです。

回復までに4週間を要する肉離れか、3か月を要する腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症や腰椎分離滑り症を見分けるのは専門家の診断を仰ぐことが必要不可欠なのです。

そのうえで適切な処置をしたうえでのリハビリテーションであれば回復の手助けになるのです。

あくまでも損傷のレベルによって回復までに要する期間を短縮することはできないのだということを再確認する必要があるのです。

傷は時間で治りますが、傷が起きた原因を改善しない限り、症状の再発は避けられなのです。

私の臨床経験は41年になります。

その中で大勢のの腰痛患者さんの関節の可動域を検査して調整してきました。

私が考案した関節ニュートラル整体は治療の前に必ず自動運動の検査をします。

その後に他動運動(関節の弾力の動きである、たわみや遊びの運動)を検査して調整するのです。

自分で動いて痛むのか、動いては痛くないものの腰痛がある(関節の弾力である、たわみや遊びに問題がある)ケースかを見極める必要があるのです。

もう一度言います。けがは一定の期間で改善します。

したがって8割の症状が回復する、3か月を経過しても改善しない腰痛は、関節の弾力に異常があるケースが大半なのです。

筋肉の70パーセントは下半身にあります。

関節の動きを制限しているのは筋肉が大半です。

したがって柔軟性がないケースは、下半身の筋肉が硬いのです。

痛みがある腰椎の検査はもちろん、それ以外の関節や筋肉の検査をすることも大切なのです。

腰痛を訴える患者さんの9割は腰椎の下部の関節の痛みに苦しんでいます。

しかしながら、その関節の動きがありすぎる原因はそれ以外の関節や筋肉の弾力の異常なのです。

全身には206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。

健康であればそれぞれの関節に8方向に1 ミリずれて復元する免震構造システムのような機能があるのです。

この機能は巨大地震の衝撃を10分の1以下に緩衝するシステムのような機能です。

この機能を検査して調整するケアシステムが関節ニュートラル整体なのです。