重症化すると命にかかわるのが腰痛、背中の痛み、首の痛みなどの背中の痛みです。
頸椎、胸椎、腰椎で構成される脊柱管の中には中枢神経である脊髄が入っています。
ご存知のように脳や脊髄を損傷すると再生は今のところ不可能です。
FASTという言葉をご存知でしょうか。
脳血管疾患で死亡するのを未然に防ぐために考案された、ヨーロッパで誕生した有名なCM です。
1、FACE(顔がゆがむ)
2、ARM(、腕が上がらなくなる
3、SPEAK(ろれつが回らなくなる)
4、TIME(時間がない、急いで救急車を呼べ)
脳出血であっても救急車で専門病院に搬送されて四時間以内に点滴を受けることで、後遺症が予防できるのです。
このCMはサッカーのサポーターが試合中に発作がおきて、顔がゆがみ、手が上がらなくなり、ろれつが回らなくなった映像でこの状態になったら躊躇することなく救急車を呼べという衝撃の映像として広告の大賞に選ばれました。
主に体を後ろに反ることができなくなるケースが多い、脊柱管狭窄症、脊椎分離すべり症。
それとは反対に前屈ができなくなるけーすが多い、椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症などが要注意です。
手足ののマヒ(腕が上がらなくなる、100メートルの歩行ができなくなるなど)。
排尿や排便がコントロールできなくなる。
生活に支障が出るほどの耐え難い痛みやしびれ。
脊髄神経の知覚神経の最も末端である肛門付近のほてりなどの症状が出たときは、手術は避けられない状態なのです。
完治率が高い四肢の関節の手術に対し脊椎の手術の完治率はわずか20パーセントであるという厳しい現実があります。
したがって出来れば手術を回避したいと考えるのは人情としては理解できますが、最悪の事態を想定して手術の専門医の診察を受けるべきなのです。
前進には206個の骨からなる200の関節が存在します。
それぞれの関節に備わった8方向の弾力を回復する技術が関節ニュートラル整体です。
関節の弾力は適度に空気が入ったゴムボールのようなものです。
つまり手で押してみてボールがへこんでもすぐに復元する機能なのです。
この機能があるおかげで我々の体は怪我や病気から守られているのです。
バランスのとれた状態を生涯維持することが何よりも大切だといえます。
これからは長生きすることで、誰でも変形性関節炎による痛みやしびれを経験することが予想されます。
戦後73年で30歳以上も寿命が延びた国は世界に類を見ません。
これからも変形性関節炎の重症化を予防改善することが、関節ニュートラル整体・及川治療院の使命だと考えています。