股関節の痛み,ひざ関節の痛み,足関節の痛み,肩関節の痛み,ひじ関節の痛み,手関節の痛みを総称して四肢の関節の痛みといいます。
頸椎の痛み,胸椎の痛み、腰椎の痛みを総称して背中の痛みといいます。
痛みの原因は関節を覆う膜の不具合です。
したがって原因である関節の弾力の異常を改善することなしに完治することはないのです。
これらの関節の痛みの大半は3か月で改善します。
その理由は、ケガは一定の時間が経過することで改善するものだからです。
ぎっくり腰、寝違えは1週間で回復する筋膜のケガ。
肉離れは4週間で回復する筋肉のケガ。
座骨神経痛も4週間で回復する神経のケガ。
椎間板ヘルニアや脊椎分離すべり症,脊柱管狭窄症は12週間で回復する関節被膜(神経、血管,靱帯,筋肉、椎間板など)のケガなのです。
もう一度言います。
ケガは時間の経過で改善しますが、痛みが取れたとしても、失われた弾力を回復しない限り完治はしないのです。
神経や血管,筋肉などのやわらかい組織は3か月で入れ替わります。
それに対し骨が再生するのは2年もかかるのです。
いわゆる五十肩と呼ばれる症状は、回復までに最低でも3か月,最長で2年かかります。
平均すると80パーセントの患者さんが、半年症状が悪化して,残りの半年で回復に向かうのです。
痛みで苦しむ患者さんを丁寧に問診することは大切です。
丁寧に問診することで、痛みの原因を予想できるのです。
次に大切なことは、治療の前に動きを見て、治療後にもみることです。
何よりも大切なことは、全身の関節と,筋肉の調整をすることです。
関節ニュートラル整体は手技療法とリハビリテーションが一体となったケアーです。
痛みがあって力が入らないケースは、大きな筋肉や腱の損傷を疑います。
反対に力が入るケースは、小さな筋肉や腱の損傷を疑うのです。
痛みがなくて力が入らないケースは、神経の損傷です。
治療の過程で筋力テストと神経学テストを行いますので、見落とすことはほとんどないのです。
腰痛,首の痛み、四肢の関節の痛みが3か月以上経過した患者さんに対する関節ニュートラル整体での有効率は95パーセントです。
したがって費用対効果を考えると、まず関節ニュートラル整体の調整を受けることが有効です。
私は関節ニュートラル整体の技術には絶対的な自信を持っています。
その反面、あらゆる方面の勉強をしているだけにその限界も理解しています。
及川治療院の患者さんは、治療院の中ではおそらく全国で一番手術を経験した患者さんが多いと考えられます。
その理由は、車で来院される重症な患者さんが多いからです。
「まずは及川治療院に行ってみろ」と紹介を受ける患者さんが多いのです。
長年開業していると、暇になることもあります。
これを無理して宣伝して暇な時がないと長く現役は継続できない事になるので過剰な宣伝は控えています。
自分の力が及ばないと判断したときは、患者さんからいただいた情報をもとに適切な専門医をご紹介しています。
その際も手術後にアフターケアーに訪れる患者さんが大半なのです。
私が臨床家になって40年。
患者さんを自分の家族と考えて、誠心誠意全力でケアーしているのです。
症状が複雑化する前に、関節ニュートラル整体で予防改善しましょう!