関節ニュートラル整体・及川治療院では全身の関節の弾力を正常に回復する独自のテクニック(手技療法とリハビリテーション)をご提供できます。
長引く腰痛を例に具体的にご説明します。
まず大切なのは、患者さんの年齢です。
それは患者さんの年齢が、33未満なのか、33以上から66歳未満なのか,66歳から99歳未満なのかということです。
関節ニュートラル整体のベースは3種類あります。
1、カイロプラクティックの最も有効的なテクニックであるモーションパルペーション&マニュピュレーション((動的触診法と手技療法)。
2、理学療法の進化発展形といえるPNF (固有受容性神経筋促通手技)。
3、体を整えることを目的とした筋力トレーニング。
このどれが欠けても関節ニュートラル整体ではないのです。
腰痛を訴える患者さんで、下肢の筋肉や関節(股関節,ひざ関節,足関節)の拘縮がない方はほとんどいません。
腰痛の方で、立った状態から手のひらをついて四足歩行できる患者さんは皆無なのです。
腰痛の原因の9割は、痛みがある腰の関節以外の関節や関節を覆う膜の異常なのです。
全身の関節を曲げたり伸ばしたりする検査を8方向に行うことで初めて、痛みの真の原因がわかるのです。
全身には206個の骨から構成される200の関節があります。
健康で痛みがない関節には8方向に1ミリずれて復元する免震構造の様な機能があるのです。
痛みがある腰痛だけではなく、全身の関節の弾力の検査を受けましたか?
自動運動、たわみ運動、遊び運動の3段階の検査と調整を施術の前後に確認しましたか?
説明に納得できましたか?
及川治療院では、関節の可動域を数字で説明しています。
また回復に要する時間も数字で説明しています。
腰椎の回旋は自動運動がそれぞれ5度。
側屈はそれぞれ20度。
前屈、後屈はそれぞれ45度という具合です。
すなわち、下肢の関節や筋肉の柔軟性が正常でないと腰椎が動きすぎてしまうのです。
前後開脚は150度。横開脚は100度、左右の回旋はそれぞれ50度以上できるのが理想なのです。
腰椎は全部で5個。
仙骨の上が5番その上が4番という風に,下から番号が付けられているのではなく上からなのです(マンションはしたからですね)。
4番と5番の腰椎は腸骨と靭帯で結合されているので,ほとんど動きがないのが正常なのです。
しかしながら、20代の半分の方は腰椎に椎間板ヘルニアがあるのです。
したがって左右いずれかの腸腰靭帯は伸びてしまっていると考えられます。
関節ニュートラル整体は手技療法とリハビリテーションが一体となったテクニックです。
言い換えると関節と筋肉の調生ができて初めて、長引く腰痛は改善できるのです。