本日一番に来院された患者さんは82歳の女性でした。

10年前に,つくばセントラル病院で腰椎椎間板ヘルニアの手術を経験しています。

その時は100メートルの歩行ができなかったとのことでした。

手術は成功しましたが、残念ながら10年目に症状が再発したのでした。

今回は息子さんのお勧めで,手術の前に関節ニュートラル整体を体験してみることになりました。

詳しく問診してみると、私がアジャストメントをしていたころ(20年以上前)に来院していた患者さんでした。

当時はカイロプラクティックの最も効果的なテクニックの応用発展形を中心に治療していました。

その技術は、モーションパルペーション&マニュピュレーション(動的触診法と手技療法)でした。

可動性亢進症の患者さん(交通事故や骨折などの外傷性関節炎のケースです)に対応できる技術を考案する必要性を感じ,神戸の大震災の翌年に関節ニュートラルを完成させたのです。

従来の手技療法では検査や矯正もアバウトだと感じたのです。

具体的に言うと従来の技術では、動きが悪い椎骨の上または下の椎骨を固定して、正確にずらして復元力を促す現在のテクニックとは安全性や再現性で比較にすらならないレベルだったのです。

動きが悪い関節のことを可動性減少関節と言います。

それに対し事故や骨折や脱臼などの外傷で動きがつきすぎた関節を可動性亢進関節といいます。

患者さんの年齢が45歳未満であれば従来のアジャストメントも効果的です。

しかしながら頚椎の動脈にプラークがたまり始める45歳以上になると頚椎のアジャストは危険になります。

ましてや65歳以上になると危険性ははかり知れません。

そこで私は年齢に関係なく、患者さんに一切の恐怖やご負担をかけない究極の手技療法を考案したのです.

その技術こそが関節ニュートラル整体なのです。

今では全国に約70名の弟子がおります。

その中でも特に優秀なセラピストが20名を超えました。

全身には206個の骨から構成される200の関節が存在します。

その一つ一つの関節に8方向に1ミリずれて復元する免震構造の様な機能があることは専門家すら知られていません。

ましてや最小の努力で最大の効果を上げることができる技術があることもほとんど知られていないのです。

大切なことは,症状を追いかけることなく全身を見ることです。

82歳の患者さんがわずか8回の施術で症状(腰の痛みと下肢の痛みとしびれ)が半減しました。

これはカイロプラクティックのテクニックの最高峰であるモーションパルペーション&マニュピュレーションでは到底不可能です。

私の予想ではこの患者さんは16回で完治するはずです。

もちろん再発を予防するための効果的なエクササイズも指導しています。

今度の金曜日には90歳の女性が来院されます。

もちろん関節ニュートラル整体の精密かつ安全確実な技術を駆使して誠心誠意対応するのです。