腰痛,背中の痛み,首の痛み、四肢の関節の痛み(股関節,ひざ関節,足関節,肩関節,ひじ関節,手関節の痛み)の9割は関節ニュートラル整体で改善できます。

その理由は、痛みの原因が関節の変形そのものではなく、健康な関節に本来備わった弾力の不具合にあるからです。

45歳以上の患者さんが整形外科を受診してレントゲン検査を受けると、30パーセントに関節の変形が確認されます。

65歳以上になると63パーセント,75歳以上になると83パーセントにレントゲン上で変形性関節炎の診断されます。

ところが全体の90パーセントは関節の変形そのものは痛みの原因ではないという大規模調査による結果が出ているのです。

「老化ですね」と診断されて納得ができない思いをした方は多いはずです。

3千名の大規模調査で90パーセントの腰痛患者さんに異常が見られなかったことから、精神的なものであるという結論が導かれました。

しかしながら、精神的なものからくる患者さんは全体の10パーセント以下なのです。

その理由は、私が考案した関節ニュートラル整体の施術を受けてはっきりと効果が認められる患者さんが全体の95パーセントあるからです。

言い換えると、効果がある95パーセントの患者さんは関節を覆う膜の弾力の不具合が原因、5パーセントの患者さんは何らかの原因がある関節炎と考えられます。

第二次世界大戦の終戦は1945年です。

当時の日本人の平均寿命は40代でした。

その2年後に日本の歴史上はじめて男性の平均寿命が50歳を超えたのです(女性は53歳)。

終戦後わずか73年で男性の平均寿命は80歳,女性は87歳になりました。

関節ニュートラル整体は、手技療法とリハビリテーションから構成される安全で確実なテクニックです。

筋肉などの軟部組織の調整だけではなくと関節の調整も同時に行うテクニックなのです。

軟部組織の調整と関節の調整は、自動運動(リハビリテーション)と他動運動(手技療法など)の組み合わせが必要不可欠です。

65歳以上の人口が26パーセントを超えた超高齢化社会は世界に例がないのです。

したがって現代の関節の痛みに対応するには従来の手技療法では十分とは言えないのです。

弾力の不具合について説明します。

骨と骨を連結する組織の中でほとんど伸びないを靭帯と呼びます。

骨と骨を連結する組織の中で、ほんの少し伸びる組織を筋肉といいます。

また、骨と筋肉を連結する組織を腱といいます。

このように骨と骨を連結して,転倒などによる衝撃から脱臼や骨折にならないように、衝撃を緩衝する機能を備えた組織を関節被膜(皮膚および皮下組織、筋膜、筋肉,神経、血管,靭帯、軟骨など)といいます。

超高齢化社会である現在では自然に筋肉がつくのは期待できません。

瀬戸内海が人間の手を加えることで再生したように、適切なお金を負担して筋肉や腱そして神経や血管などで構成される関節被膜の弾力を維持する必要があるのです。

上半身の運動(懸垂や腕立て伏せなど)の軸は胸鎖関節にあります。

下半身の運動(スクワットなど)の軸は仙腸関節にあります。

腰痛が仙腸関節を整えるだけで改善されたのは、90パーセントが農業や林業、水産業などの第一次産業だった時代です。

ところが現在では90パーセントがサービス業となりました。

お金を払って走ったり、歩いたり、泳いだり、ダンスをしたり、テニスをしたり、重いものを持ち上げる時代なのです。

したがって関節の弾力を維持するのも、30代の後半からは適切な費用を払ってでも関節ニュートラル整体で全身の関節を整えてから,運動をすることが賢明なのです。

椎間板に存在する血管が完全に消失するのが30歳です。

30歳までは運動をしなくても椎間板の弾力は保てるのです。

そこからは、スポンジが水を吸い込むように,運動することで初めて椎間板に栄養が流れるのです。

茶の湯が栄えた室町時代の平均寿命はわずか33歳であったそうです。

したがって正座ができない茶道の先生は珍しかったのです。

ところが現在では平均寿命は男性が80歳,女性は87歳なのです。

関節ニュートラル整体が全身の関節を調整する理由がなんとなくご理解いただけたことと思います。

仙腸関節を調整することで、腰痛をはじめ全身の関節の痛みが解消するといってもよかったのは、平均寿命が30歳の時代だったのです。

この現実は,頭蓋骨や上部頚椎を調整することで首の痛みや肩こりだけではなく、全身の関節の痛みが解消するという都市伝説も同様なのです。

脊柱(背骨と骨盤の関節)の上部と下部をを整えるだけで間まで改善するのは平均寿命が30歳の時代だけなのです。