茨城県牛久市で腰痛,背中の痛み,首の痛みと表現される、いわゆる背中の痛みと向き合って40年になる及川治療院です。
首の痛み(9割が頚椎椎間関節の弾力の異常が原因)を放置すると、やがて手の痛みやしびれ最悪の場合腕が上がらなくなる状態(麻痺)になりますので早めのケアーをお勧めします。
背中の痛み(9割が胸椎椎間関節の弾力の異常が原因)を放置すると、肋間神経痛になる可能性が高まります。
腰野痛み(9割が腰椎椎間関節の以上が原因)を放置すると、座骨神経痛に代表される下肢の神経痛になる可能性が高まります。
首の関節から出ている神経は8本。
背中の関節から出ている神経は12本。
腰の関節から出ている神経は5本。
その下の仙骨から出ている神経は5本。
硬い骨と骨の間で形成される椎間孔(神経が通過する穴)は狭くなったり広がったりすることができます。
それが何らかの原因で関節炎になると、弾力を失ってしまう結果神経が圧迫されてしまい,背中の痛みから手足の神経の痛みになるのです。
関節炎に対応するケアーは三つの段階があります。
1、患部を安静固定する事。(患部以外はかえって使用したほうが良い)
2、炎症にはステロイド剤が効果があり、痛みには消炎鎮痛剤が有効。
3、ステロイド剤の有効期限は6か月です。その期間が短くなったケースは手術を考えます。 生活に支障があるケースは手術が必要か否かを専門医に相談する事をお勧めしています。
腰痛の原因の一つである仙腸関節炎について考えてみましょう。
仙腸関節は下半身の運動の軸になる関節です(上半身の運動の軸は胸鎖関節です)。
腰椎の運動は次のの3種類があります。
1、前屈と後屈。
2、左右の側屈。
3、左右の回旋。
この運動の際にわずか1ミリ(1度)の運動範囲でほんの少しずれて復元する機能が、われわれの体を腰痛やケガから守ってくれているのです。
しかしながら、この4個の関節を調整しただけで他の196個の関節の不具合が改善すると言うのは現実的ではありません。
関節ニュートラル整体は、全身にある206個の骨からなる200の関節の8方向の弾力を調整する技術です。
全身にある骨は不揃いな部材が総もちで支えあっているのです。
残念ながら変形した骨を整えることは手術以外では不可能です。
しかしながら、日常生活に支障がない状態の患者さんであれば(仕事ができない状態です)、関節ニュートラル整体を受けることで、95パーセントの患者さんは腰痛や下肢痛の症状は改善できるのです。
大切なことは、患者さんの立場に立って最善の選択をすることなのです。
変形性関節炎は45歳以上ではそれまでの2パーセントからなんと15倍の30パーセントになる現実があります。
また80歳までには83パーセントになるという国際的な統計のデータがあります。
したがって、変形性関節炎が重症化しない予防改善の関節ニュートラル整体のケアーが大切なのです。
65歳以上の人口が26パーセントを超えた超高齢化社会において、変形性関節炎は,背中の関節だけではなく、四肢の関節の痛みも珍しくありません。
もう一度言います。
全身の関節の弾力を整えることで、腰痛,背中の痛み,首の痛みと表現される脊椎椎間関節の関節炎は予防できます。
同時に、股関節,ひざ関節,足関節,肩関節,ひじ関節,手関節の痛みと表現される四肢の関節縁も予防できるのです。