茨城県牛久市で開業して35年になる、関節ニュートラル整体・及川治療院院長の及川雅登です。
今日は,茨城県のつくば市,土浦市、竜ヶ崎市,美浦村などから、腰痛(ぎっくり腰)、ひざの痛み(変形性関節症)、いわゆる五十肩(頚肩腕症候群)の患者さんが来院されました。
すべての患者さんに共通するのは,太ももの裏の筋肉である、座骨下腿筋(ハムストリングス)の拘縮やアキレスけんの拘縮のいずれかまたは両方を改善することが根本療法になるという点です。
もちろん、ハムストリングスやアキレスけんの拘縮を改善しただけで背骨や四肢の関節の拘縮は改善しません。
あくまでも全身の関節の拘縮の検査と調整の後に、全身の関節の拘縮を改善するリハビリテーションが必要不可欠なのです。
筋肉や健、神経や血管の拘縮を改善する期間は3か月です。
それに対し骨は2年を要するのです。
この期間は,筋肉や健などの柔らかい組織は3か月で再生するのに対し、骨が入れ替わるのは2年かかるという医学的なデータに元ずくものです。
老化が早い組織は,目と歯と椎間板と言われています。
言い換えると、人間が若さを保てるのは,眼科医と歯科医のおかげでもあるのです。
ところで椎間板は25歳から老化が始まり,30歳で無血管になることをご存知でしょうか?
これは、25歳までは安静にしていても椎間板に栄養を運ぶ血管があるのでスが、30歳以降は適度な運動なしでは若さを保てなくなるということです。
関節を覆う膜が引っ掛かった状態を関節の拘縮といいます。
それに対し、手術以外では改善できない関節が硬くなった状態を硬直といいます。
変形性関節炎で正座がしずらくなった状態は初期の状態です。
末期になると様式のトイレに座ることがやっとの状態になり、靴下をはくのも大変になります。
100メートルの歩行が困難になった状態は,変形性膝関節症だけではなく,変形性股関節症や腰椎椎間板ヘルニア,腰椎分離すべり症,腰部脊柱管狭窄症,頸部脊柱管狭窄症などの脊髄に不具合が起こる病気の手術の目安です。
このほかに,排尿困難,肛門付近のほてり感,腕が上がらない,生活に支障がある程度の痛みやしびれなどの症状が3種類以上あれば手術は避けられない可能性が大です。
及川治療院のルールは、生活に支障がある段階で,あらゆる手術に対応できる脊椎の手術の専門医に紹介状を書くようにしています。
関節ニュートラル整体は全身の関節の痛みに対応できるテクニックです。
全身には206個の骨から構成される200の関節が存在します。
そしてその一つ一つの関節に備わった8方向の弾力を改善できる唯一の技術(手技療法とリハビリテーション)です。
腰痛,背中の痛み,首の痛み、をはじめ,手足の関節の痛み(股関節,ひざ関節,足関節,肩関節,ひじ関節,手関節)の改善率は97パーセントです。
したがって、関節ニュートラル整体を試しに受けてみて,効果がなければ手術を考えるべきなのです。