腰痛、背中の痛み、首の痛み、手足の関節の痛み(肩,ひじ、手、股、ひざ、足関節の痛み)の9割はは改善できます。

その理由は、95パーセントの関節の痛みは関節を覆う膜の不具合が原因で改善しないのです。

したがって関節被膜の点検整備を安全確実に行うことができる関節ニュートラル整体であれば、改善するのです。

反対に改善しないケースは、次のような病気からくる関節炎なのです。

1、化膿性関節炎(子宮筋腫、卵巣嚢腫、歯周病の末期など)。

2、感染性関節炎(インフルエンザ、帯状疱疹、膀胱炎など)。

3、リュウマチ性関節炎。

これらの病気が原因である関節の痛みは、当然ながら投薬や手術以外では改善することは不可能です。

比較実験(くじ引き検査やダブルブラインドチェックなど)になど)よるエビデンスが確立する前の時代は、これらの病気からくる関節の痛みに適切に対応することはできませんでした。

「代替医療のトリック」という本がありますが、その出だしはアメリカ初代大統領のジョージワシントンがインフルエンザであったのに、専属の医師団が瀉血療法をやりすぎて出血多量で死亡したことが描かれています。

「もっと早く瀉血をするべきだった」というコメントにあきれるばかりです。

その時から200年たった現在の米国の最新医療は瀉血療法の効果を完全に否定しています。

科学的根拠に元ずく医療の父としてリンドによる比較実験が描かれています。

リンドは屈強な船乗りを苦しめた、「壊血病」に関連する比較実験を最初に行った人間です。

壊血病は全身が腐敗して死亡する病気です。

現在ではビタミンCの不足からくる病気である事は小学生でもしっています。

ところが当時は死の病でした。

食事にれレモンのしぼり汁を入れたグループのみが壊血病が改善してしまったのです。

もちろん、当時すべての病に効果があると信じられていた瀉血療法も試みられましたが、当然のことですが全く効果はありませんでした。

控えめな性格であったリンドは実験の結果をなんと3年間も公表しなかったのです。

その理由は、加熱したレモン汁を壊血病の患者に用いても効果がなかったことが原因だと考えられています。

水溶性ビタミンであるビタミンCが熱に弱い事もその当時は全く知られていなかったのです。

皮肉にもリンドの行った比較実験は、他の研究者によって光が当てられたのでした。

情報化社会である現在は、比較、納得、購入の時代です。

関節被膜は、大別すると次のようになります。

1、皮膚および皮下組織。

2、筋膜。

3、筋肉。

4、神経と血管。

5、靭帯や軟骨。

6、椎間板。

これを大別すると、

1、皮膚に存在する外受容性感覚器。

2、関節に存在する固有受容性感覚器。

3、内臓に存在する内受容性感覚器となります。

言い換えると、人間が感じる不調はこれらの感覚器(例えると車のセンサーなど)が異常を感知するという現象なのです。

しかしながら関節の痛みは関節そのものに原因があるケースは全体のわずか5パーセントにすぎません。

例えると古くなった網戸がレールから外れている状態なのです。

つまり少し持ち上げて元のレールに戻してやることで十分に使えるケースが95パーセントという事です。

私が考案した関節ニュートラル整体は、全身の関節の被膜の調整です。

全身には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。

その一つ一つに8方向に1ミリずれて復元する機能がある状態が健康なのです。

残念ながら一度変形した骨や関節は形状が改善することはありません。

しかしながら、痛みやしびれなどの症状は改善するケースが大半なのです。

一つ一つの関節を正確にずらして戻す技術を駆使して初めて、関節の痛みを改善することができるのです。