牛久市整体 腰痛

4トントラックの荷台から落下して救急搬送され、緊急手術を受けた70歳の患者さんが来院されました。

この患者さんが来院されたのは、手術後2週間経過してからです。

及川治療院に来院された理由は、過去に腰部脊柱管狭窄症で直立歩行が困難な状態であったのが見事回復し仕事(大工仕事を中心にした、電気工事、ガス工事以外のリフォーム全般の仕事)に復帰できたことによるものです。

この患者さんは長年ナショナル住宅に勤務し、定年退職後に低価格でお客様の立場に立ったリフォーム全般のお仕事をしていらしゃる大変貴重な方です。

過去に回復を待ち望んでいたお客様たちから、「どうして治ったの?どこに行ったの?」と聞かれ、及川治療院に行ったんだとお答えいただいたそうです。

そこで、今では運転免許を返納した方たちから、「私も及川治療院でお世話になっていた」というお話を本当に数多くお聞きしたそうです。

大半の方が私のアジャストメント(インパルス、リコイル、ボデイドロップ)を受けたという感想を言われていたそうです。

そのことから、おそらく今から20年以上前に来院されていた患者さんだということが想像されます。

その時まではカイロプラクティックの最も効果的なテクニックである、モーションパルペーション&マニュピュレーション(動的触診と手技療法)を中心にアジャストメントを行っていたのです。

やがて理学療法の最も効果的なテクニックである、PNF(固有受容性神経筋促通手技)を独習し、現在の関節ニュートラル整体を考案したのです。

「例えると全身の関節の立て付けを改善するようなものなんですよ」といったところとても納得していただいたようでした。

3月12日で7回目の施術を終了しました。

骨折した右腕は水平挙上がやっとでしたが、現在は160度挙上できるまでになりました。

真っ二つに割れた鎖骨を金属で固定しているので直ちにそれ以外の関節の調整とリハビリテーションを行ったのです、幸いにも腱板断裂などの重症なけがはありませんでした。

全身の関節の検査と調整を行った後で、全身の関節のリハビリテーションを繰り返したのです。

患者さんの感想では、右腕の痛み、首の痛み、背中の痛み、腰の痛みは70パーセント改善したようです。

適切な手術のおかげで、骨折したか所の自発痛(安静時の痛み)はなかったのでリハビリテーションは可能でした。

今月の18日で事故後ちょうど4週間です。

もちろんけがは損傷の程度や部位により時間で改善します。

ところが関節被膜(皮膚、筋膜、筋肉、神経、血管、靭帯など)の弾力異常はいくら時間が経過しても改善したいケースが大半です。

この患者さんは、整形外科、理学療法士(開業して1回9000円で整体を行っているようです)、接骨院(骨折、ねんざ、脱臼の専門家ですが慢性痛の対応はほとんどできません)を受診した後に来院されました。

IT社会は比較、納得、購入の時代です。

この患者さんが、骨折の後に直ちに来院されなかったのはわかります。

しかしながら、怪我(鎖骨骨折)は手術により改善されているのです。

そこで全身の関節の立て付けを調整することは、関節ニュートラル整体をマスタしたセラピストでない限り不可能なのです。